第二からまつそう
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シュタインズ・ゲート 第23話「境界面上のシュタインズゲート - Open The Steins Gate-」(内容)
こちらは内容メモです。
誤字・脱字、勘違い等はご容赦ください。
(内容メモ)


2010.08.21 17:32:51:…

人も車も行きかう秋葉原の電気街。ラジ館前

「第3次世界大戦…」岡部
「その結果、2036年には世界中の57億人が犠牲になっている。きっかけは、これ」
自分の背後にある機械を岡部、まゆり、ダルに示す鈴羽
ラジ館屋上の看板に隠れる様に置かれている
鈴羽は前の世界線で現れた時とは異なり2本の三つ編みを後ろにまとめ、活動的だがシックな服装をしている
「これ?何だろう?」まゆり
「ロボじゃね?変形とかしたりして…」機械に近づくダル
「タイムマシンだ」重々しく答える岡部
「へ?」まゆり
「マジ?」ダル
「さすがおじさん!知ってるんだね。だったら話は早い。あたしと一緒に来て!」
手を差し出す鈴羽
岡部をじっと見るまゆり
「断る」
「お?」鈴羽
「え?」ダル
心配そうに見つめるまゆり
「おかりん…」
「俺はα世界線からここへ来た。この3週間何度も何度も世界線を変え、紅莉栖を犠牲にして、このβ世界線に辿りつ

いたんだ。その全てを無駄にするなんて…そんな事は出来ない!」
「クリスさん?」
「クリス…おお!確かこの前ラジ館で刺された科学者がそんな名前だったんじゃね?」
「岡部倫太郎。もしも世界大戦を回避するのに必要な事が2010年7月28日に亡くなった牧瀬紅莉栖を助ける事だと言っ

たら?」
「ど!?如何いう事だ?」
「詳しい事はわからない。ただ、あたしが受けたミッションは1つ。牧瀬紅莉栖を救い、アトラクタフィールドの干渉

を受けない唯一の世界線、シュタインズゲートを目指せ!」
ハッとする岡部

OP(歌詞と画像の一部変更)

「シュタインズゲート!?」
「この計画を立てたのは、未来のおじさんと父さん」
ダルの方をちらりと見る鈴羽
「え?」
「全ては推測でしかない。もしかしたら2人の理論は間違っていてシュタインズゲートなんて世界線は存在しないのか

もしれない。でも、それでもあたしは行く。素晴らしい未来が待っていると言う未知の可能性に賭ける!もしおじさ

んがあたしと一緒に行ってくれるならこの手を握って!」
再び手を差し出す鈴羽
動こうとしない岡部をじっと見ていたまゆりだが
「あのね、まゆしいは今の話ちんぷんかんぷんなのです。でも、その人が、クリスさんって人がおかりんにとって大

切な人なら、頑張るべきじゃないかな?」
「第3次世界大戦とか、おかりんの妄想に近過ぎで他に対応できる人間はいないと思われ…」ダル
「未来の57億人には興味はない。ただ」
最後に会った紅莉栖の顔を思い浮かべ、何も言わず鈴羽の手を握る岡部
「ありがとう」
お礼を言う鈴羽、微笑むまゆりとダル
「直ぐ乗って!」
「二人、乗れるのか?」
「もちろん!あたしのとうさんが作った最高傑作なんだから!」
自慢気に言いダルにウインクする鈴羽
「い?…ええ?」動揺するダル
タイムマシンに乗り込む鈴羽に続こうとする岡部
「おかりん」まゆり
「携帯は置いていって。向こうのおじさんが持っている携帯と混線する可能性があるから」
「行ってくる」
岡部が差し出す携帯を預かるまゆり
「うん。頑張ってね」

薄暗いタイムマシンの中
「これがタイムマシン」岡部
「うん。1975年と2000年に立ち寄ってきたけど状態は良好」
マシンの中を見る岡部
「もっとも、そろそろ燃料がヤバいけどね」
「な!?待て!過去から未来にも行けるのか?」
「お?当たり前じゃん!タイムマシンなんだから」
(そうか…あの時とは世界線が違うから)
「座って!」
思考から引き戻されハッとする岡部
「向かうのは7月28日の12時前。到着する場所は変えられないからあんまり前過ぎるとラジ館で騒ぎが起きて牧瀬紅莉

栖の行動が変わる可能性がある」
慣れた手つきで操作しモニターを引き寄せながら話す鈴羽
「初めてだと結構Gがきついから覚悟して」
音を呻らせ動きだすタイムマシン
「お…」
外で見守るまゆりとダル
鈍い金属色だったタイムマシンが銀色に輝き周囲に輪郭を滲ませ呻りながら消える
「おかりん…」

二重に見える岡部の姿が揺らぐ
苦しげに唸る岡部は周囲にキラキラと舞うものに気づく
「これは?」
「必ず出るんだ。時の欠片みたいなもん。綺麗でしょ?」
鈴羽の姿が揺らぎ時を遡る

2010.07.28 11:51:24:…

先にタイムマシンを下り振り返る鈴羽
「行くよ!」
「ま、待て!胃液が逆流して…」
口元と腹を抑える岡部
「もう!だらしないなあ。急いで!」
駆けだす鈴羽
屋上のドアの鍵を銃で壊す
岡部に振り返り
「この時間の自分との接触は避けて!深刻なタイムパラドックスが起きるから」
まだ吐き気が治まらない岡部
「彼女が刺されるまでどのくらい?」
「後、20分と言ったところか?」
「あたしはタイムマシンのセッティングしておくから、おじさんは彼女を守って!」
「おじさんはやめろ」

1人暗い階段を下りる岡部
(7月28日、血塗れで倒れていた紅莉栖を見たあの日、俺はまゆりと一緒に中鉢博士の会見を見に来て、屋上の物音を

聞いて…)
会見場所に近づくとガチャリとドアが開き岡部が飛び出ていく
鉢合わせにならない様下に向かう階段で様子を窺う3週間先の未来から来た岡部
階段を駆け上がっていく岡部
岡部の後から出てくるまゆり
ハッとする未来の岡部
(そういえばまゆりがこの後、7階のうーぱの所に…はっ!拙い!!)
まゆりから隠れる未来の岡部

「お前このために呼び付けたのか?」岡部
たくさん並んだガチャガチャの前に座りこむまゆり
「このシリーズあまり残ってないのにまゆしいは、100円玉を切らしちゃっているのです」
隠れて様子を窺う未来の岡部
(仕方がない。奥の階段から8階へ戻るか…)
階段を下りていく未来の岡部
「メタルだよー!メタルうーぱ!」
嬉しそうなまゆり
メタルうーぱを手に取り見る岡部
「レアなのか?」
「うん。すっごく!」

奥の階段室に入る岡部
(はあ…ここまでくれば)
下から聞こえた靴音にハッとして振り返る岡部
上がってきたのは紅莉栖
何か書類の様なものを読みながら上ってきた紅莉栖はそこで初めて岡部がいる事に気づく
「あ!すみません」
「く、紅莉栖…」
「ええ?…如何して私の名前を?」
(紅莉栖が…生きている)
動揺する岡部
「何処かでお会いしましたっけ?」
「紅莉栖…」
近づく岡部
「聞いてます?ああっ!」
触ろうとした岡部の手を反射的に払った紅莉栖は持っていたクリップ綴じの書類を落としてしまう
表紙には「"Time Machine" A Study Creation」と書かれている
拾おうとしゃがみながら
「何なんです?質問に答えて下さい」
岡部を見上げ尋ねる紅莉栖
「俺は…」
「は?」
眉を寄せ泣き出しそうな岡部
「俺は…お前を…」
岡部の目に涙を浮かぶ
そこでチャイムが鳴りアナウンスが流れる
「これより8階のホールで中鉢博士の会見が開かれます…」
ハッとした岡部は躊躇いながらも逃げる様に階段を駆け上がる
「あ!待って!!待ちなさい!…ああ」

会見が開かれているホール
資料が置かれたテーブルには空席が目立つ
「えー。基本的なタイムマシンの構造は配布した資料をご覧頂くとしてここでは基礎的な理論のみ解説して行く事に

する…」
壇上で会見を始める中鉢博士
ホール入り口前に掲げられた題目を見入る紅莉栖

「計画書におじさんには牧瀬紅莉栖をマーク出来る筈だってあったけど、出来る?」
「ああ」
「それと彼女を外に連れ出すのは危険だから。殺害した者が誰なのか原因を特定しないと結局、死へと収束する可能

性が高い」
「まゆりの時と同じか…」
屋上で鈴羽が話した事を思い出す未来の岡部

ホール内から突然聞こえてきた奇声にハッとする紅莉栖
「何だいきなり?」中鉢博士の声
「何だでは無い!あなたのタイムマシン理論は何だ!」岡部の声
ドアを開け会場内に入っていく紅莉栖
「カー・ブラックホール、世界線。全てジョン・タイターの…」岡部
様子を窺っていた未来の岡部はホール傍から離れ殺害現場へ…
(もうすぐ、紅莉栖はここで…本当に来るのか?…あっ!もしかして…別の場所で刺されてここに!?…そうか…その可

能性も…)
その時背後から靴音が聞こえハッとする岡部
急ぎ消火器入れの影に身を潜める
現れたのは紅莉栖
(紅莉栖)
誰かを探している様子の紅莉栖
(やはりこれからここで…)
論文を見る紅莉栖
(読んでいるのは…タイムマシン!?だから紅莉栖が世界線を変える鍵に…)
ハッとして顔を上げる紅莉栖
「…糞ガキが!…」
何かに毒づきながら現れた男が紅莉栖の前で足を止める
「何の用だ?」
「あのね、これを読んで欲しいの。パパ」
(パパ!?)
驚く岡部
書類を差し出す紅莉栖からひったくる様に受け取る男は…
(な!?中鉢博士!?)
「パパが7年振りに連絡をくれて会見を見に来いって言ってくれたでしょう?それがきっかけになったの!」
背を向けたまま論文のページを捲る父に話す紅莉栖
(まさか…紅莉栖の父親が…)
「頭に浮かんだ理論を纏めてみたら」
(中鉢博士だったなんて…)
「もしかしたらタイムマシンが作れるんじゃないかって…パパの意見を聞かせて欲しいの。もし、それが認められた

ら学会を追放されたパパのリベンジに」
途端に遮る様に紅莉栖の方を振り返り
「追放されたのではない!私の方が嫌気がさして見切りをつけたのだ!!」
「…ごめん」
「ふん!…悪くない内容だ」
「本当!?私ね、パパさえ良ければそれを共同署名で発表してもイイと思ってるの。だってきっかけはパパだも…」
「馬鹿な事を言うな!帰れ!」
「え?」
「この論文は私の名前で発表する」
論文を袋にしまい抱え直す中鉢
「そんな!?まさかパパ盗むの?」
足を止める中鉢
「そんな事だけはしない人だと思ってたのに…」
「黙れ!」
紅莉栖を殴る中鉢
悲鳴を上げる紅莉栖
何かにぶつかりガラスが割れる様な音
「よくも盗むなどと」
右手に論文を持ったまま左腕で紅莉栖の首を抑えつける中鉢
呻く紅莉栖
「何故お前はそんなに優秀なのだ?娘が親より優秀でいい道理など無い!…お前さえいなければ、私は優秀でいられた

のだ!!お前さえいなければ!」
「うわー!」
思わず飛びかかり中鉢を突き飛ばす岡部
解放され咳込む紅莉栖
「お前さっきの!?…そういう事か…貴様等示し合わせて私の会見を台無しにしようとしていたんだな?フフ、ヒヒヒ!

そうか…そういう事か…」
嗤いながら折り畳んだナイフを広げる中鉢
「パパ!?」
(守るんだ!紅莉栖を!!)
紅莉栖を庇う様に立つ岡部
「私を、馬鹿にするなー!」
ナイフを振りまわし切りかかる中鉢
中鉢の手首を掴み反す岡部
ひっくり返りナイフを落とす中鉢
滑って行くナイフに飛びつく岡部
「おのれ!」
尻もちをついた中鉢の手にドライバーが触れる
嗤う中鉢
「もう止めて!パパ!!お願い!」
懇願する紅莉栖
「私に、指図するなあ!!」
「!?」
「あ!」
首を掴まれ悲鳴を上げる紅莉栖
「ぬおおお!」
ドライバーを振りあげる中鉢、手首を掴み止める紅莉栖
「貴様に、何が分かる!?私の気持ちが!私のこの屈辱が!!地獄が!!!」
「パパ…」
首を絞められ苦しげな紅莉栖
「お前さえいなければ…お前さえいなければ…ぐわあ!」
中鉢が手にしたドライバーがジリジリと紅莉栖の額に近づく
ナイフを拾いふらふらと近づいていた岡部だったが堪え切れず
「ヤメロー!」
ナイフを中鉢に向け突進する岡部
「パパー!」
寸での所で父を突き飛ばす紅莉栖
岡部が繰りだしたナイフを父に代わって受け止める
赤く光る数字の列が流れ何かが滴る音がする
「紅莉栖…」
呻きながら岡部の胸に倒れ込み咳込む紅莉栖
「紅莉栖!?」
「フ、ハハハハ!馬鹿どもが!!お前らには相応しい末路だ」
嗤いながら落ちていた論文の袋を拾い立ち去る中鉢
「ゴメン、なさい」
絞り出す様に声を出す紅莉栖
ハッとする岡部
「巻きこんじゃって…」
「如何して…」
「父親だから…パパに認められたくて…それだけで…」
「紅莉栖」
「怖いよ…う…私、死にたくない」
苦しげに涙を浮かべる紅莉栖
足下には血溜まりが広がっていく
「死にたくない……死に…あ…」
岡部の肩にかけられていた紅莉栖の手から力が失われ、だらりと落ちる
紅莉栖を抱えたままハッとする岡部
「紅莉栖…紅莉栖!」
紅莉栖を抱きしめ
「ああ…ああ…」
声をあげ叫ぶ岡部

2010.08.21 17:56…

ラジ館屋上で待つまゆりとダルの前に音をたてゆらゆらと現れるタイムマシン
「もう戻ってきた!」まゆり
外扉が開きタラップが降りてくる
「おかりーん!」
迎えたまゆりとダルの前に血塗れになった岡部と岡部を支える鈴羽が現れる
「おかりん、その血!?」ダル
「大丈夫。これはおじさんの血じゃないから」
床に両手をつき愕然としている岡部
「俺が…俺が紅莉栖を殺した…俺が紅莉栖を殺した…俺が紅莉栖を……」
呟き続ける岡部
「おかりん」
岡部の肩に手を置き気遣うまゆり
「おじさん、辛いだろうけどまだ諦めちゃダメ!もう1度過去に戻るだけの燃料は残っている…」
「うるさい!」
「あ…」
「どうせまた行っても同じだ。アトラクターフィールドの収束によって紅莉栖は死んでしまうんだ」
「ああ…」
その時携帯が着信を告げる
「おかりんの携帯だ」まゆり
「メール?」ダル
「開けて!」
「でも…」
躊躇うまゆりだが
「イイから」
促す鈴羽

受信フォルダ

sg-epk@jt…08/21 18:12
(件名なし)

受信メール
受信日時:2025/08/21 18:12
差出人:sg-epk@jtk93.x29.jp
件名:(件名なし)

テレビを見ろ

「テレビを見ろ?」
メールを読み上げるまゆり
「テレビ?…う…うう」
携帯を取り出しテレビを見るダル

貨物室から謎の出火 
中鉢博士ロシアへ亡命

「中鉢博士を乗せた飛行機は貨物室に火災を起こしながらも辛うじて亡命先のロシアに着陸した模様です」アナウンサー

テレビに映っている中鉢博士
テロップには「事故を起こしたロシアン航空801便に搭乗していた中鉢博士こと牧瀬章一さん、現地の報道陣に向けて

コメントを表明」

「それにしても助かったよ。これが金属探知器にかかったおかげで論文が焼けずに済んだのだ」
インタビューに答える中鉢博士の手には"まゆしいの"と書かれたメタルうーぱが…
「おおーっ!?まゆしいのメタルうーぱ!!ほら見て!ここにまゆしいの名前書いてあるもん」
指差すまゆり
「ホントだ!でも何でロシアに?」
驚くダル
「あの論文が、全ての始まりなんだ」鈴羽
「ふえ?」「は?」
「これをきっかけに大国間で熾烈なタイムマシン開発競争が始まる。時間を制する事は、世界を制するも同じだから

ね。そして、世界大戦に発展する」
唸るまゆりとダル
「57億人の命がかかってるの。牧瀬紅莉栖を救って!」
再び岡部に頼む鈴羽
「世界線を変えて!」
「無理だよ…」
「あ…」
「まゆりの時と同じなんだよ。どんなに足掻こうが結果は変わらない。紅莉栖は死ぬんだ」
「どうして!?たった1回の失敗で!」
「1回!?」
岡部の剣幕に驚く鈴羽
「馬鹿言うな…俺が何回!何十回失敗したと思ってる!?…俺には分かってるんだ。この時間の輪がどれだけ不条理に出

来ているか、どれだけ残酷な結末を用意しているか」
立ち上がる岡部
「分かっていた…分かっていたんだ…こうなるって…もう疲れた…疲れたよ」
ふらふらと歩きだした岡部の頬をまゆりが打つ
驚く鈴羽とダル
「おかりんは途中で諦める人じゃないよ。まゆしいは知ってるもん。おかりんは絶対諦める人じゃない。まゆしいが

おばあちゃんとサヨナラ出来ずにいた時も、諦めないで毎日お墓に来てくれた。だからサヨナラ出来たんだよ。だか

らまゆしいは元気になったんだよ」
涙を浮かべ訴えるまゆり
茫然としていた岡部がハッとする
「だから、諦めちゃダメだよ」
まゆりを見る岡部
涙を浮かべながら微笑んでみせるまゆり
「7月28日にムービーメールが来ていた筈」
まゆりから携帯を受け取り岡部に渡す鈴羽
「あ、あ…」
携帯を手に取り思い起こす岡部
(7月28日…)
岡部が見たメールはノイズだった

思い起こす岡部に
「今なら見れる筈。牧瀬紅莉栖の救出に1度失敗した今なら」
ハッとする岡部
「如何言う事だ?」
「騙してゴメン。1度失敗するのは計画のうちだったんだ」
携帯を見る岡部
「おじさんがそれを見るための」
ノイズの中に何かが浮かぶ
「これは?」
「初めましてだな。15年前の俺」
白衣を来て腰掛け背中を向けている岡部らしき男の姿がぼんやりと浮かぶ
「うっ!?」「お!?」
驚く岡部とダル
「おかりんだ!?」まゆり
「このメールを開いていると言う事は紅莉栖を救う事に失敗したと言う事だな。さぞ、辛かっただろう?」
「む!」
「だが、その辛さが俺に執念を与えた。だから、無かった事にする訳には行かなかったのだ」
鈴羽を見る岡部
「今は下ごしらえの様なものだな」
目を合わせない鈴羽
「これで計画の本題に入ることが出来る。牧瀬紅莉栖を救い、シュタインズゲートに入る計画だ。条件は2つ。中鉢博

士がロシアに持ち込んだタイムマシンに関する論文をこの世から葬り去る事。もう1つは牧瀬紅莉栖を救う事だ」
「それが出来れば」
「だが、牧瀬紅莉栖の死を回避し、過去を改変するのはアトラクタフィールドの収束により不可能。そうだな?」
「あ…」
「はっきり言おう!紅莉栖を救う事は可能だ」
「う!?お…」
「方法が間違っているだけなのだ」
目を見開く岡部
「いいかよく聞け。確定した過去を変えてはいけない。最初のお前自身が見た事を無かった事にしてはならない」
血塗れで倒れている紅莉栖を見た時を思い起こす岡部
「無かった事にすれば過去改変が起こり全てが失われる。お前がα世界線で経験した事を思い出せ。僅か3週間だった

がお前には牧瀬紅莉栖と過ごした記憶がある筈だ。紅莉栖と共にまゆりを救うため多くの想いを犠牲にし、もがき続

けた経験が存在している筈だ。お前の、3週間の世界線漂流を無駄にしてはならない」
立ち上がる15年後の岡部
「無かった事にしてはいけない。幾つもの世界線を旅して来たからこそ、紅莉栖を助けたいと思うお前はそこにいる

。タイムマシン開発に全てを捧げた俺がここにいる。お前が立っているその場所は、俺達が紅莉栖を助けたいと願っ

たからこそ到達できた場所なんだ。だから、騙せ!お前自身を。紅莉栖が死んだと言う過去を変えずに彼女を救え!生

きている紅莉栖を過去の自分に死んだと観測させろ。そうすれば、過去改変は起きない」
「そうか…」
「どういう事?」まゆり
「おかりん、分かるん?」ダル
「お前なら分かる筈だ。ちなみにタイムマシンの形式はC204型。頭文字が何を意味するか、言うまでもないな?」
「クリスティーナ…」
「そして目的の世界線をシュタインズゲートと名付けたのも俺だ。何故その名なのかもお前なら分かる筈だ」
「「特に、意味はない」」
過去と今の岡部の声が重なる
「そうだろう?」
笑う岡部
「これより最終ミッションオペレーションスクルドの概要を説明する」
ようやく振り返る15年後の岡部
「確定した過去を変えずに結果を変えろ。血塗れで倒れている牧瀬紅莉栖とそれを見た岡部倫太郎。その確定した過

去を変えずに結果を変えるのだ」

「最初のお前を騙せ!」
「世界を騙せ!」
「それが、シュタインズゲートに到達するための条件だ」

「検討を祈る。エル、プサイ、コングル」

「一体何なん?今のが15年後のおかりん?」
「声渋かったよねえ!」
ニヤリとし笑う岡部
「フフフフフフ。フハハハ…ヒヒヒヒヒヒ!オペレーションスクルドだと?エルプサイコングルーだと?33にもなって何

をやっているんだ俺は!まるで中二病全開じゃないか」
「おかりん」
「やってやる。それがシュタインズゲートの選択と言うのならばな。俺は狂気のマッドサイエンティスト、鳳凰院凶

真!世界を騙すなど雑作もない!フ、ハハハハハハ!」
高らかに笑い声を上げる岡部
「おう!何時ものおかりんに戻った」ダル
「でもねえ、まゆしいはこっちのおかりんの方が好きなのです」にっこりするまゆり
「敢えてもう一度言おう!この俺は狂気のマッドサイエンティスト、鳳凰院凶真!」
白衣を翻し掌を太陽に突き上げ拳を握る岡部
「世界はこの俺の手の中にある!」

ED(「スカイクラッドの観測者」が途中から流れだす)

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Author:やまふさ
第二からまつそうのやまふさと申します。
こちらはからまつそう(ココログ)
のミラーサイトです。

元はからまつそう(楽天ブログ)
で読書・マンガ・アニメ感想を中心に書いておりました。
諸事情のためからまつそう(ココログ)に移動しましたが他所様とのTBのやり取りが困難なためこちらにミラーサイトを設けました。
ココログかこちらかどちらか一本にするかどうか迷いどちらも残している状態です。
またからまつそう(楽天ブログ)も読んでくださる方がいらっしゃるため縮小版+その他記事で継続中です。


過去記事はからまつそう(楽天ブログ)
をご覧ください。

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