第二からまつそう
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夏のあらし! ~春夏冬中~ 第13話(最終話) 「君たちキウイ・パパイア・マンゴーだね。」(内容後半) 「アニメあれこれ(85598)」
アイキャッチ(女学校の階段の踊り場で撮ったあらしとカヤの写真)


PM.02:00

膝に手をつき額を合わせる様に廊下に戻ってくる4人
「うわ~!びっくりした」一
「急に手を掴むから、一ちゃん…」あらし
「何が起こったかと思ったわ」カヤ
「すいません、つい」潤
と廊下に落ちていた筈のキウイが無い!
(((あれが無い!?)))


同・PM.02:00

高○健 方舟さん江

と書かれた色紙

「お待たせしましたー!」やよゐ
覗きこむグラサンの顔が蓋に映りこむ

それは、爽やかな色彩の踊るメニュー
緑なす太陽の如き丸き果実は
瑞々しさと甘い酸味で冷たきクリームと互いに引き立て合い夏を演出する
それはその名の通り日曜日の如く楽しさあふれるグラス一杯の幸福の一時

やよゐが蓋を開けると光が…
「まさか!?これは!」
皿の上にはグラスに入ったキウイとイチゴにクリームたっぷりな…
「キウイサンデー!?」
「あら!?違いましたか?」やよゐ
「そんなバカな!?俺の注文通りじゃねえか!」
「何言ってるの?当たり前でしょ!」加奈子
「あたりまえじゃねえから驚いてんだろ!」
やよゐと加奈子の隣で一人踊ってるマスター
「変な人ね!食べるの?食べないの?」
「食うよ。頼んだんだから…」
スプーンに一匙…「うおーっ!」グラサンの叫びが響く!
スプーンを持ったまま転げ落ち唸るグラサン
そっと奥から覗く一、あらし、カヤ、潤
「なにやってんだ?お前」マスター
(あっちゃー!私が作ったのあれだったんだー)あらし
(俺のキューティーキウイちゃんはグラサンに命中したのか…)一
(英雄さんには気の毒だけど、ほかのお客様に当たらなかったのは不幸中の幸いだわ)カヤ
「「「ふーっ!」」」と息を吐き出すカヤ、一、あらし
「「「グラサンでよかった(ぜ)…え!?…何で知ってるの!?」」」
「何かヤバい事になってない?」潤

「「「ええーっ!?」」」
「何ですって!?あなた達もラブリーキウイ君を作っていたの?」カヤ
「違うわよ!私のはプリティキウイさん7号よ!」あらし
「それじゃあ、後2つは何処に?」一
その時ドアが開き…山代登場。
「いらっしゃいませ」やよゐ
「や!こんにちは」手を挙げる山代
ぐったりしているグラサン
山代を睨む一
「今日も暑いねえ。外を歩いていると熱中症になりそうだよ」山代
「ゆっくり涼んでいって下さい」やよゐ
(くっそー!どこほっつき歩いてやがった?お前がサッサと来ないから大変な事になっちまったじゃねえか!)一
シュークリーム
「これは?」
「いつもお世話になっている山代さんにせめてものお礼です」
「そんな…俺の方こそ何時もジョセフィーヌの相手をしてもらって助かるよ」
「これはキウイシュークリームです。キウイフルーツが丸々1個入ってるんですよ」
「あ…なんて贅沢なシュークリーム!何時の間にそんなものを…」ふらふらと近づくカヤ
「さっき私が作ったんです。まだたくさんありますよ」
冷蔵庫を開けると中には緑のクリームが入ったたくさんシュークリームが…
「あ、良かったら皆さんもどうぞ!」
「あらそう…じゃあ1つ頂こうかしら?」
ハッとするカヤ
(もしや…)
「ヤバいですよ、カヤさん。どれかにラブリーキウイ君が入ってるかも?」影からそっと気遣う潤
山代がジュークリームを口に運ぶ
「あ!」あらし
むぐと食べる山代
「うん!おいしいね、これ」
「ありがとうございます」
「はーっ」息を吐き出すあらし「あれじゃ無かったみたいね」
舌打ちする一
冷蔵庫の前で溜息をつくカヤ
「ああ!何と言う運命のイタズラ。せっかくの素敵なキウイシュークリームが…どうすれば…」


PM.02:45


「前と同じ作戦を取る」一
庭に集う一、あらし、カヤ、潤
傍にはジョセフィーヌ
「タイムトリップで過去に行きキューティーキウイちゃんを本物のキウイフルーツにすり替える」
「私のはラブリーキウイ君よ」カヤ
「私のはプリティキウイさん7号だから」あらし
咳払いする一
「やよゐさんが料理に使う前に本物に入れ替わっていれば現代での被害を回避できる筈だ」
「そうすれば私は安心してあのシュークリームを食べられると言う訳ね」カヤ
「待って!既に村田さんが食べちゃってるけどそれはどうなるの?すり替えたら歴史が矛盾するんじゃない?」潤
「否、歴史が確定しているからどんな事をしてもその一つはすり替える事が出来ない筈だ。逆に言うと可能なモノだけすり替えればイイ!」一
「分かったわ。やりましょう。シュークリームのために!」立ちあがるカヤ
手を繋ぐ一とあらし、カヤと潤
光と共に消える4人
柱時計の針が巻き戻り午後1時半を射す

PM,01:30
庭が光ったと思うと現れる4人
「ちょうど今頃プリティキウイさん7号が完成してるのよね」あらし
「あ!見て」
皆が潤が指した方を見ると
「いや~!高倉健よ!!」
あらしが歓声を上げると
「高倉健ですって?」カヤ
ドカンドカンと衝撃音

PM.01 35
台所
流しにはやよゐが一人
机の上には山盛りキウイ
そっと覗くあらし
「机の上にみっつ。あれだね」
「ほら、カヤさんのはセロハンテープがはがれかかっている。間違いない」
「よし!俺が行って来る」

「やあ、やよゐさん」一
振り返ったやよゐに
「ああっ!あんな所に野口五郎が!」と指差す
「今度は向こうに殿様キングスが!」
じっと一を見るやよゐ
「て、手強い!やよゐさんのストライクゾーンがわからん!」
そこに駆け込んでくる加奈子
「大変よ!やよゐ。本物の高倉健だったわ!」
「本当!?カナコ!
頷く加奈子
「やよゐ!ハンカチは?」
「もちろんあるわ。健さんに汗を拭いてもらわないと…」台所を離れるやよゐ
「なんてグッドなタイミングだー!よし!今の内に…」
テーブルの上のキウイを二つ掴んだ所でテーブルの上に作られていた山が崩れ出す
ハッと顔を「げた一にゴロゴロと降り注ぐキウイフルーツ
2つだけ手に持っていた一「うわーっ!」


「よし!1つはカヤさんので1つは確かに俺が設計したものだ」
「2つしか回収出来なかったわね」
「もう一つは探さなくていいのか?」
「残った一つは、きっとグラサンが被弾する運命の奴だ。放っておいても大丈夫だ」
「そっか。運命が決まっているなら」
「これい以上はな。何をやって無駄って事だ」
「それじゃ、これで一見落着って言う訳ね」
互いに手を繋いだ4人が光に包まれ。記憶。


PM03 00
休憩室
座卓の上に置かれたシュークリームを前に座る一、潤、マスター、あらし、カヤ
「これで心おきなくキウイシュークリームを食べる事が出来るのね」カヤ
「ホント幸せそうだよね」あらし
「甘モノは心の平和よ」
ぱっくり
「お!私の当たりだ。ほれ、中身にマンゴーが入ってる」
「では、頂きます!」
カヤの悲鳴が響く!

「大丈夫ですか?カヤさん」潤
「どうして?全部回収したんじゃなかったの?」あらし
「そんなバカな!?今ここに二つ。そしてカヤさんとグラサンが被弾!まさか!?」
「4つあったって事?」潤
「それじゃあ誰が?」あらし
「俺は一つしか作ってねえぞ!」
と一の背後のしょうじが開き
「そうか。やっぱりオメエが作ったのか」グラサン
「いっ!?やっべ!」
一の肩に腕を回す様に抱え込むグラサン
「俺も夏休みの宿題を作ったんだぜ!」とき色の果物を見せ「キューティーパパイヤちゃんって言うんだ。どうだ凄えだろ?今までのお礼に、スコヴィル食ってくれ!」
無理に口に当てるグラサンこじ開けられガブリと…
途端に一の悲鳴が響く!

回想
PM.01 45
台所

「それは、爽やかな色彩の踊るメニュー。緑なす太陽の如き丸き果実とは、何かしら?」加奈子
「緑なすと言うくらいだから、緑色のなすじゃないかしら?」やよゐ
「そんなモノここにはないわ」
「そうだ!キウイフルーツはどうかしら?皮を剥くと緑だわ」
「形もなすに似ていなくもないしね。でも少し緑が足りない気がしない?」
「そうねえ、何か緑を足した方が…」
「あら?」
「こんな所に鮮やかな緑が…」
テーブルに置かれた青いトウガラシとわさび

ゴ~ン!
休憩室の床にそっくりかえって倒れている一の唇は腫れている
傍にはキューティーマンゴーちゃん
カヤも又倒れている
「4つ目って…誰が作ったのかしら?」あらし


ED



ご機嫌は
ゐかが
やよゐ

とても
よろしくてよ

「そうそれはよかったわ」あらし
「また、面白い活動写真を見ましたのよ」やよゐ
「まあ!それは何と言う活動写真かしら?」カヤ
「それは…ああ、タイトルを忘れてしまったわ」やよゐ
「どんなお話か聞かせて下さる?」潤
「ええ、よろしくてよ」一

映写機が回る


それは時を越えし物語
60年の時代を経て存在せし少女と邂逅する少年
少女は少年を波乱に満ちし冒険の旅へと誘う


「まあ、なんて心躍るお話でしょう」マスター
「その語り部には決まった口癖があるの」やよゐ
「なあに?聞かせて」グラサン
「それは…ああ、タイトルを忘れて…」やよゐ

ガチャリと閉じる音


カラスの声
夕陽に染まる裏から見た方舟
水を飲み干す一
「まだ口がヒリヒリする~」
「大丈夫?一ちゃん」空いたコップに水を注ぐあらし
「ありがとうー!あらしさん。優しくしてくれるのはあらしさんだけっす」と手で眼を擦る一だが
「ん?あ痛てててて!こら、熱!ちぃー!…」
「口に触った手で眼に触ったら辛いの移っちゃうでしょ!ほら、擦っちゃダメ!」
「そんな事言っても!痛っー!」
「これでもう懲りたでしょう?あんまりイタズラしちゃダメよ」
「んな事言っても、男には意地ってもんがあんすよ分かるっしょ?」
「分かんない!」
「ちぇえ!」
地面に転がる2つのキウイ
夕陽に臨むあらし
「な、あらしさん。思ったんすけどね」
「え?」一に振り返るあらし
「歴史って先に決まってるわけじゃ無くて、量子論で言う確率的に存在している過去が未来から行った俺達の行動によって確定しているんじゃないかなあって」
「なあにそれ?全然分かんない」
鼻の下を擦りながら
「現在だろうと過去へ行こうと俺達はまだ知らない自分の時間を、前に向かって進んでいる事に変わりはなくて。ほら、俺が指切り山と戦った時、もし怖気づいていたら俺が大怪我していたかもしれない。そうならないためには俺が頑張るしかなかった」
風があらしの髪を靡かせる
フェンスに凭れる一
「今日も頑張って3つ目を探していたらカヤさんはキューティーキウイちゃんを食べずに済んだのかなあ?」
一を見つめるあらし
「ホントのところは分からない。でも、いやだからこそ、歴史や運命が決まっていようと努力をあきらめちゃいけないんじゃないかって」
「うーん…やっぱり良くわかんない」
「えへへへ」弱った様に笑う一
「分かんないけど今日も一日、面白かったなあ。明日も面白いとイイね」
「はいっ!」
「おい!八坂」
潤の声に振り向く一とあらし
「洗い物溜まってるぞ!」潤
「おお!今行く」
「バツ当番なんだからサボんなよな!」
「わーかってるって!」と走っていく一
笑うあらし
一が飲み干した後のコップに注いだ水を飲み眼を見開く
「あ…」
唇に触れ
「ヒリヒリする」
コップを頭の上に掲げ

それは、ちょっと痛くて、ちょっと熱くて…


伸びをするあらし
「明日も天気かなあ?」


私の夏は、まだまだ終わらない

あくびをするジョセフィーヌ

CLOSEDの札がかかったドアに『おしまい』と書かれた紙が…




エンドカード(あらし、一、カヤ、潤、やよゐ、加奈子、マスター、グラサン、山代、ジョセフィーヌと遠くに十五流 イラスト:小林尽)



挿入歌
「君たちキウイ・パパイヤ・マンゴーだね。」(あらしとカヤ)
「HERO(ヒーローになる時、それは今)」(グラサン)
「勝手にしやがれ」(潤)
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