第二からまつそう
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夏のあらし! ~春夏冬中~ 第12話「レーダーマン」(内容前半) 「アニメあれこれ(85598)」
方舟
店先にはいかつい装飾が施されたバイクが止まり店内には金髪モヒカンのいかつい男達
お盆を手に立つやよゐがハッとする
椅子の上にスケッチブック、テーブルの上に紙と筆記具を広げ何やら考え込んでいる女性
「暗闇は君の唇を思い出すためにある…」
むぐむぐと唸りながら突然見えない誰かを抱きしめるかのように両手交差させ…
「塩下さい!」隣には塩の人
ああ…と声を漏らし堪えていたくしゃみをする女
と自分で自分の頬を殴る!
小さく悲鳴を上げるやよゐ
唸りながら前方に手を伸ばす女
「あ…よし!」
何かを決心したやよゐは椅子に凭れ目を閉じている女に近づき
「お水を交換いたします」
テーブルの上には漫画の原稿用紙に鉛筆、定規、ペン、消しゴムと消しかす、丸めた紙、
「ね」
「はい!?」
「キスしよう」
「え?」
「ね」
女の手がやよゐの頬に伸びる
「塩。ね」手を上げる塩の人
触れそうになり声を上げお盆で顔を隠すやよゐ
「ええっ!?」お盆から出した顔が真っ赤に…


OP


第十二話「レーダーマン」(ジャケットは穴守好実)


「おお!」カウンター越しにやよゐに手を伸ばし「顔真っ赤っすよ!やよゐさん」一
「キ、キスしようって…」やよゐ
「きす?」一
「魚の?」潤
「違います!」と声を上げ大きくため息をつき
「奥の席の女の子に…そうっと見てみて下さい」やよゐ
体を乗り出しカウンターの上に乗る一「んんっ!?」
親指を咥えぶつぶつ何かを言っている
一の手首を捻りカウンターに突っ伏させるマスター
「やよゐにホの字なのかな?」
「女の人じゃんか!」抵抗するも再び突っ伏す一
「女だからってそういう事もあるさ」
「何ぃー!?」
「しかし…堂々と逮捕すれすれの行動に出るあの人は一体?」潤
カウンターを叩きギブアップしたそうな一
「何?内緒話?」あらし
「行儀が悪いわよ」カウンターから一を下ろすカヤ
「あそこの女が白昼堂々やよゐちんにチューを迫ったんだと」と唇を突き出すマスター
「「うんうん」」一と潤
傍で真っ赤になっているやよゐ
「「ええっ!?」」驚き女を見るあらしとカヤ
両手を広げ立ちあがり何やらポーズを付けている女
「変態!?」あらし
「正しく変態!」カヤ
「喫茶店の従業員にファンはつきものと思いたいけどなんて大胆不敵な…」あらし
「やよゐの無防備さにつけこんでの所業ね。女生とは言え不埒千万」カヤ
「よし。私が行ってくる」
アイスティを手に女に近づくあらし
「アイミティでございます。お客さん、あの」
「キス、上手いね」
頬を染めるあらし
「えぇ!?」
割れた一のメガネをかけながら一の頬にキスした事を思い出すあらし
「二度が三度になる」
あらしの手を取り
「それが恋」
立ちあがった女が目を閉じあらしの唇に唇を重ねようと近づく
後僅かで触れそうになった時ハッと避けるあらし
壁にはバーチャスティックの文字が…
「嫌!」と女を押す
声を上げ椅子に座った女はハッと目を開き「あれ?…私…」
「あ、あの…困ります」頬を染めながらも抗議するあらし
「え…?」

顔を真っ赤にさせながらカウンターに戻ってくるあらし
「ああ…心臓がバクバクいっている…」
指を開閉させ気が動転しているらしい一
「あらしさん…」田舎っぺ大将の様なアメリカンクラッカーの涙がカチカチと…
「ああ!舐められた!!私」地団駄を踏み悔しそうなあらし
「どうしたの?」
加奈子の声に振り向くと
「この子があなたに御用だそうよ」
「うわ!?」
身構えるあらし
「やるか!?もう甘く見ないわよ!」
「先程はすみませんでした。実は私、漫画家なんです」とぺこり
「漫画家にして変態だと!?」一
「その漫画家さんが何の用!?」
「あの、モデルになって下さいませんか?」
「モデル?」
あらしの手を取り
「どーしても描けないシーンがあるんです。でもさっきあなたを見てズガー!って来たんです。
あなたをモデルにして描けばもしかしたら未来永劫描けないと思ってたあのシーンが描けるかもしれない!」
「ああ!さっきから漫画の話を考えてたんだ」ポンと手を打つ潤
「奇妙な行動もこう考えりゃ確かに辻褄が合う。うーん!」一
「大変そうね、漫画。私もノラクロや冒険ダン吉は愛読させていただいたわ」カヤ
「とっても厳しいお仕事で、アシスタントさんの方々も描けと言われればこの世のどんなものでも描かねばならぬ軍人さんの様な鉄の魂が必要だとか」この世の物とは思えぬ漫画家の仕事現場を背景にやよゐ力説
テーブルの上には羽箒やドリンクなども…

「うん!私でよかったら力になるよ」あらし
「良いんですか?モデル…」
「女に二言はない!こう見えても私、役者でも行けるんじゃないかと常日頃悩んでるくらいだから」
「流石方舟の志保美悦子!」一
「ありがとうございます!」ぺこりと漫画家
「で?どんなシーンなのかしら?私がモデルになるのは」
「実は切ない感じのキスシーンです」

「キスシーン!?」加奈子
「キスシーン!?」やよゐ
「キスシーン!?」カヤ
「ラブシーン…」マスター
呆然とする一
頬を染めたまま口元を押さえているカヤと潤
石になってるあらし
「私、彼氏に対する女の子の気持ちって言うのがどうしてもわからなくて…そこが絵で表現できないと納得いかないんです!」
ハッとする一
「…って、あらしさんにハレンチな事させるってのか!?」
「遅いんだよ!気づくのが」一にチョップする潤
睨む一
そっぽ向く潤
「相手は如何すんの?キスは一人じゃ出来ないわよ~ん」唇を突き出すマスター
「先輩!OKするんですか?」やよゐ
「ええ!?…あの…ええ!?」
動揺するあらしに注目する皆
どくんどくん
「それは…そんな!?キスシーンだなんて…私」
その時ドアが開き肩をいからせたキツイ印象の女の客が…
「梅(鬼?)屋敷さん…」漫画家
「誰です?」潤
「こんな所におったんですか?先生」まるで極妻の様な似非関西弁風
「初めまして。私、編集の梅屋敷いうもんです」肩をいからせ顔もつんと上向きながら漫画家に近づく梅屋敷
「編集?」やよゐ
「来てもらいましょか?先生。締め切りは今日なんですよ?分かってます?」
「い、痛い…」梅屋敷に手を掴まれ顔を顰める漫画家
ハッとする皆に緊張が走る
「何事?」一人訳の分からない様子のカヤがそっと傍にいる加奈子に尋ねる
「漫画の原稿を集める女よ。締め切りが近いのに原稿が出来ていないからせかしているんだわ」加奈子
「待って下さい!後、後1ページなんです!」涙を浮かべ訴える漫画家
「もう待てません!印刷所で缶詰めになってもらいます!!ほな、行くで!」
悶々としている様子のあらし
「缶詰めになるとは?」そっと加奈子に尋ねるカヤ
「市中引き回しの事かしら?」
その言葉にハッとしたあらしがキッと睨む
「塩…」手を上げる塩の人の声を阻むように
「ちょーっと待ったあ!」
あらしの声に振り返る皆
ドアの前で腰に手を当て片手を差し出し…
「なーにー!?」悪党風な一の反応
「何や自分?」梅屋敷
「おひけえなすって!あ、おひけえなすって!」あらし
「控え取るわ!」梅屋敷
「手前、生国は大日本、神奈川!散切り頭を叩いてみれば文明開化の音がする、開国と坂の街、横浜でござんす」
帆船の描かれたマンホールに真ん中に手摺がついて階段
カヤと二人で写った写真
「大倉山高等女学校で産湯をつかい、人の世を越え時を越え!姓は嵐山、名は小夜子!人呼んで、夏のあらしと発しやす!」
「ええ!?」驚く潤
「この店に来る方はね、皆さん脛に傷持つ寄る辺も無え方々なんで!」
いつの間にか刀の様なモノを持ちあらしに対し敵方の三下な位置に立っている一
「そんな方々を世間の空っ風からそっと守って差し上げるのがあっしの役目と心得やす!ここはひとつ、あっしの顔を立ててどうぞ穏やかに」
「はあ!?」梅屋敷
「やるわね…」羨ましそうなカヤ
「悔しそうね?」加奈子
「何やの?関係ない姉ちゃんは引っ込んどき!」
「そうはイカのマタンキよ!このご仁はあっしを頼ってるんでさ。ここを素通りさせちまったんじゃあ女が廃るってもんでい!」
「先輩!」憧れの眼差しのやよゐ
「無理なもんは無理や!リームーや!」凄む梅屋敷
「あっしに任せてくかあさい!桜吹雪の様に甘く、初雪のように息をのむ。女を賭けたキスシーン。見事御覧にいれやしょう!」見えを切るあらし
「ええーっ!?」カヤ
「おもしれー!」マスター
「ふん!おもろいな。ええやろ。ウチも女や。その喧嘩買うたる。待とやないか」
「え!…ああ…」
「但し!ギリギリ印刷が間に合う6時越えたら原稿掻っ攫っても持ってくで!ほららワレは一生ウチの編集部で下働き也!ええな?こりゃ!」指差す梅屋敷
「承知」額に指を当てフッと笑みを漏らすあらし

カウンター席に座る梅屋敷と漫画家
「原稿って、遅れっとどうなるの?」踊りながら尋ねるマスター
「まず、印刷所での印刷が遅れます。すると流通が遅れ全国の書店に届くのが遅れ沢山の人達に迷惑がかかります」加奈子と一緒に踊りながら説明するやよゐ
「将棋崩しだな」マスター
「将棋倒しだ」梅屋敷
「崩しだ」
「あらし、あなた無事にこなせて?」加奈子

「全くもってあなたと言う人は…次郎長じゃあるまいしどうするつもりです?」カヤ
積み上げられた将棋の駒が今にも崩れそうな様子に心配そうな一
背景には何故かおでんの絵が貼られている
「言っちゃったもんはしょうがないじゃん。何とかするもん!」あらし
「でも、プロの漫画家の穴守さんのイメージが沸く様なキスシーンを見事こなさないといけないんですよ?」潤
「う…何とかするもん…」声が小さくなるあらし


CM

(アイキャッチはメイド服のユニフォームの穴守と和服制服の梅屋敷)


「へえ。これが漫画の原稿?」カウンターに置かれた原稿を覗きこむ潤
「そこに大きくキスシーンが入ります!このカットのモデルは」穴守
「キスの振りを一人でするだけじゃダメ?」あらし
「ダメです!相手がいないと燃えません!」
「接吻の相手…不潔!」加奈子
「この場にいる中で決めっとなると、やっぱ一が妥当じゃん。あほだけど…」マスター
「アホは関係無えだろ!ぜってーやだね!」とソッポを向く一
ハッとするあらしの瞳が揺れる
「あ…意外!」潤
「何だよ!?意外ってのは!」
「だって…」と目を眇め言いたい事を並べる潤
(困ったわ…されどし他に適任はいないし…)考え込むカヤに
「グレイト!その困ったポーズ!!あなたがあらしさんの相手になってくれたら素敵です!」
穴守の言葉に思わず皆顔が赤らむ
「ええ!?」
「何で私が!?大体女同士で…」カヤ
「構いません!いえ、むしろあなたの様な淑やかな美人なら新たなインスピレーション…」
「振りだけならやってやったら?」マスター
「そんな!?…あらし」
「私は構わないよ。カヤももし出来るならお願い!」
「お願いします!」穴守
「塩!」塩の人
穴守が座っていた席で待つ梅屋敷

近づくあらしとカヤ
「顔が近過ぎますわ」カヤ
「しょうが無いわよ。キスなんだから…」あらし
「もう少しお互い抱きしめ合う感じで!唇をもっとギリギリまで!!」
穴守の要求に焦る一
「桜の園…」潤
顔真っ赤にして唸ってるやよゐ
ウルウルと目を潤ませ互いの唇を近付けるあらしとカヤだが…
「「あ…」」
突然下を向くあらし
「カヤ…餃子食べた?」
途端に真っ赤になるカヤ
「…まさか!?淑女が朝っぱらから餃子など!…食べてません」と言いつつ口元を手で遮るカヤ
「摘み食いしたんだ…冷蔵庫の京姉の作り置き」呆れてみる潤
「食べてません」カヤ
ホッと息を吐き出す一
「惜しい。もうちょっとでイメージを掴めたのに…餃子では…」穴守
息を吐き出すやよゐを見て
「お前さんには強過ぎたかな」呟くマスター
「え?…ええ!はい!!ええ。心臓から口が飛び出るかと思いました!」
「グレイト!あなた、その純朴な感じが新鮮だわ!カヤさんの代わり、あらしさんのお相手、あなたにお願いできますか?」
「私ですか!?」やよゐ
「やよゐちゃんと!?」あらし
顔を見合わせる二人に
「ダメ!絶対ダメ!!」加奈子
「でも…原稿が遅れれば皆に迷惑が…分かりました!やってみます!!」
その背後で塩の人に塩の瓶をちらつかせ遊んでいる梅屋敷
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