第二からまつそう
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夏のあらし! ~春夏冬中~ 第10話「昭和ブルース」(内容前半) 「アニメあれこれ(85598)」
手と手を繋ぐ一とあらしだが
手と手の間でエネルギーが弾ける
二人、徐に手と手をとる
だが、何も起きない

「一ちゃん…」あらし
「あらしさん…」一
「あなた達…まさか?」カヤ
「うん…飛べなくなったみたい」

蝉の音

OP


第十話「昭和ブルース」グラサン

店の前には自転車を立て話している若者二人

元気のない一とあらしだが店は老若男女でそこそこ賑わっている

シュガーポットに砂糖をいれる

「あの…塩下さい」手を上げる塩の人
「あ!はい」
シュガーポットに蓋をして持って行くあらし
「あ!?」気付いたやよゐ
あらしが差し出したシュガーポットを見て
「塩!」嬉しそうな塩の人
「嵐山先輩!それお砂糖ですよ」やよゐ
「え?あ!ホント。ボーとしてたよ。失敗失敗!ごめんねやよゐちゃん」
シュガーポットの蓋を開け指を突っ込みガックリする塩の人

ハッとする潤
カップにコーヒーを注ぎ…溢れてもそのまま注ぎ続ける一
「一!」隣に立つカヤ
「うわ!あっ!!」カウンターの中で転げる一
「どうした?」客
「失礼しました」カヤ
床に零したコーヒーを拭く一
「どうしたの?一。今日は失敗が多いわよ」手伝いながらカヤ
「すいません…」声も沈んでいる一
「ここはいいから、着替えてきなさい」
雑巾を手に奥に向かう一
「カヤさん、一寸良いですか?」潤

台所
「うわあ!?」声を上げるカヤ
「一があらしに振られた!?」笑いを含んだ大きな声のカヤ
「声が大きいです。カヤさん」こそこそと話す潤
「まさか、それが原因で飛べなくなったというわけ?」
「ええ…多分…」憮然としている一
「はあー!なんて情けないのかしら!あなたそれでも男!?」
「カヤさん、声が大きい」声を堪えて訴える潤
「要は振られたからにはもうあらしに協力出来ないと。そういう事でしょう?」ずいっと近づくカヤ
目を逸らし「そんなつもりはないっすよ」一
「何かと思えばそういう事?つまり下らない痴情の縺れが原因だと言う訳ね?」加奈子
「加奈子さん」潤
「自分の事も満足に出来ない子どもが一人前に色恋に耽るなんて不愉快極まりないわね」
「子どもだからって舐めんな!俺は真剣なんだ!!」
「仕事に響くとこちらが迷惑するのよ。きちんと気持ちを切り替える。それが出来ないうちはまだ子どもよ!」
「そんなあっさり出来るわけねえだろ!」
「もう!声が大きいってば!!」大声を上げる潤

くるくる回る風見鶏
カウンターで一人奥の会話に耳を澄ますマスター
「大体!手前みたいな冷血女にこういう気持ちが分かんのかよ!?」一
「八つ当たりね!人間崖っぷちになると本性が現れるものだわ」加奈子
「うるせえ!手前に言えんのかよ!?そんな事」
店中に響く声に客達も驚く
「あの!塩下さい」手を上げる塩の人
目盛一杯まであげられるボリューム
マスターが歌う『みずいろの雨』がながれる
「マスター!ボリューム大きいですよ」あらし
「私の好きな歌なのよ」マスター
「塩下さーい!」怒鳴る塩の人の声もかき消されるボリュームの大きさ
「それよかあらし、外に水撒いてくれない?」
「え?…でも…」
「中は私がやっとくから。ほら!とっとと行った!」
「はい…」
客が無く閑散としている
ちらと振り返りドアを開けるあらし
溜息をつくマスター「手間のかかるやっちゃなあ」
「力と力は引きあう事もあれば弾きあう事もある。悪夢無く(?)扱えば己が傷つくさ」携帯で話しながら入ってくる謎の男

バンとテーブルを叩く加奈子
「全くウジウジと!みっともないったらないわね!」加奈子
まあまあと押さえる潤
「簡単に吹っ切れる程、軽い気持ちじゃねえんだよ!」一
「確かに、振られたからと言って簡単に忘れる様では情けないけれど」カヤ
「ですよね」一
「しかるに一、ただ一度挫けただけで相手を拒絶するのは自分しか見てなかったという事ではなくて?」カヤ
項垂れる一

夏の白い風景
ぱらりと撒かれた水
水撒きの手を止めるあらし
(私の心が一ちゃんを拒絶しているの?)

「俺はあらしさんが好きだ!本気で好きだ!!」
「ゴメン、一ちゃん。それ以上は…ゴメン…」

(本当に好きになったら、本当に苦しむのだもの)

夕焼け空
一人自転車を押す一
(カヤさんと加奈子の言う通りだ。ぐうの音も出ねえ…)

ゲーセンで一人格闘ゲームをする一

(ドツボって奴か…我ながら情けない…何の事はねえ。結局俺はガキなんだ。偉そうな事言っても、何も出来やしねえんだよ…ああ、ダメだ…何にも見えねえ)
あっという間に美少女キャラに負けるスケボーの少年キャラ
「って!?何だこりゃ?ああ?」と向かいあったのゲーム機のプレイヤーを見る一
「あら?」顔を覗かせたのは…
「や、やよゐさん!?どうして?」

セブンス・ウェルモードは体力が20分の1になってから
勝負はそこからだ!

ゲームの画面がカウントを始める

夕焼けに染まりながら歩く一とやよゐ
「驚いたなあ!やよゐさんがテレビゲーム得意だなんて」一
「基本的に現代の物は不得意なんですが、長い隠遁生活でゲームの類は強くなったらしくて…」
池にはアヒル
池を眺める二人
「もしかして、俺の事探してたんですか?」
「はい。加奈子と二手に分かれて」微笑むやよゐ
とやよゐが振り返ると加奈子とグラサンが…
「ああ見えて結構心配性なんですよ」加奈子達に手を振るやよゐ
「そうすか…すいません」

陽が暮れ街灯が灯る
「渡し、思いついた事があるんです」
「え?」
「もしかしたら何かヒントになるかもしれません。試してみませんか?」

光の装飾が眩しい港
光に照らされた噴水の前、髪を風に靡かせるあらしとカヤ

閉店後も灯りがついている方舟

コーヒーを入れるマスター
「すみません…俺が八坂を焚きつけなければ…こんな事には…」コーヒーを手に持つ潤
「気にする事はねえよ。若い頃の失敗と成長は糾える縄の如し。痛い目見るのは早い方がイイ」コーヒーを手にマスター
「でも!」
「あらしの方が煮えきらなくて辛そう…」カヤ
「深く考えるから嵌るんだよ。あらしも身の回りに男が一人もいなかった訳じゃねえだろ?男との思い出の一つくらい無えの?」
(殿方との思い出…)
「恋愛なんてその延長でしかねえんだ。もっと軽く考えればいいんだよ」
ハットするカヤ
バタンと倒れる椅子
「「ん?」」マスターと潤
「成程」カヤ
「へ?」潤
「潤。ちょっと来なさい」
「え?何ですか?」
「良いから!」
潤の手を握るカヤ
光に包まれ時を飛ぶ二人
二人が消え残されたマスター
「私には説明があってもイイと思うんだけどなあ」
カウンターのメニューには
限定20杯
水出し珈琲
680円
その時ドアが開き
「成程ね。つまり一はあらしと年が離れているから彼女の気持ちを掴みかねていると言う事ね?」加奈子
加奈子に続いて入る一、やよゐ、グラサン
「同い年になって、同じ目線で話をすれば、きっと理解しあえると思うの」やよゐ
「同い年ってどうやって?」グラサン
「タイムトリップで子どもの頃の先輩に会うんです」
「子どもの頃のあらしさんに?」
「どうします?一さん」
考え込む一だが
「やよゐさん、一つ頼む!」手を出す一
「はい!喜んで」
手を合わせる飛ぶ二人
「私達も追うわよ」加奈子
フンと笑い
「手当はずめよな」加奈子の手と手を合わせるグラサン
消える二人
「ま、説明はあったからいいか」一人残ったマスター

一人噴水を見つめるあらし


昭和初期の街並み
「ここは?」一
「1940年です」やよゐ
[昭和の最初か。おや?戦前だっけか?」グラサン
「世界大戦なら1939年。去年から始まっているわ。日本が戦う大東亜戦争なら1941年。来年からよ」加奈子
[ま、何つうか、普通の日常的な空気だな」
「で、この時代のあらしさんは何処に?」
「先ずはお家へ行ってみましょう」やよゐ
「でもうまくいくかしら?相手が幾つになった所でこれに紳士の振舞いが出来るか怪しい物だわ」一を親指で指し示す加奈子
「何!?手前!俺の本気を見て失禁するなよ!こら、ああ!」
そんな一を微笑ましく見ているやよゐとグラサン

嵐山家
「ここです」
門の中には洋風の豪邸が…
引きつる一
「凄い家だな!おい」グラサン
「高等女学校に来る様な子だもの」
「嵐山先輩はその中でもかなり良い出自なんです」やよゐ
「上流階級のご令嬢か。俺ら下々の人間とは釣り合わねえかもしれねえが…一!ここは一発、男を見せてだな…」
グラサンが一を見ると震えている
「ああ…もうビビってる」
チーン!
(格が違い過ぎる…)
「や、やっぱ帰らねえ?だ、だってほら?予約も入れてねえし…」弱気な一
「何の予約だよ!?今さら何言ってんだ?お前!」怒鳴るグラサン
「無理だってば!こんなでけえ家のお嬢様と何話しゃいいんだよ!?」
「何怖気づいてるの!?ここまで来たら男は度胸でしょうが!」加奈子
「一さん!頑張って!!」やよゐ
「お前、本気見せて加奈子に失禁させるんじゃなかったのか?」グラサン
「私は失禁なんかしないわよ!」怒る加奈子
「俺が失禁しそうなんだよ!」一
「そんな失禁失禁って言わないでくださーい!」やよゐ
そこに
「お嬢様」誰かを制する男の声
ずしりと蹄を響かせる白馬に跨るセーラー服に長い黒髪の…
「お嬢様どうなさるおつもりです?お嬢様!」
「一寸遠乗りしてくるわ」あらし?
「なりません!その様な…麟太郎様にきつく叱っていただきますよ」
「何の騒ぎかしら?」加奈子
「一寸覗いて来いよ!」グラサン
「俺が?」一
「良いから!ほれ」
グラサンに背中を叩かれつんのめる様に前に出る一
「待てよ。心の準備が…」
足をとめた一の前に迫る馬
「うわ!」
あわやという所で馬が嘶き後ろ足で立つ
馬上には手綱を引く中学生のあらし
尻もちを突く一
「そ、そこのお方!小夜子お嬢様を止めて下さいませ」
「「あれが!?」」加奈子とグラサン
「嵐山先輩!?」やよゐ
一をじっと見つめるあらしがにっこり微笑む

CM

アイキャッチ(スクール水着の中学生のあらし)
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