第二からまつそう
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夏のあらし! ~春夏冬中~ 第9話「淋しい熱帯魚」(内容前半) 「アニメあれこれ(85598)」
港のヨーコ横浜横須賀風に…
「やっと見つけた隠れ家は現場から眼と鼻の先だった。必死に探していた俺はとんだ間抜けと言う訳だ」
グラサンが咥えた葉っぱに花が咲く
大きな門の前に立つグラサン
「奴ら必ずここに来る」
門の中には地面に突き刺さるロケット小屋!?
「今度こそは逃さねえ!」
銛を持ったコナンとラナ、ジムシー?な若者を思い浮かべるグラサンの腹がグーっと鳴った
「小腹が好いたなあ…何か食うか」ロボノイド?に乗ったまま黒電話をかけるグラサン
「はい!純喫茶方舟です」やよゐの声
「もしもし俺だ。出前を頼む。ラーメン一丁、メンマ多めで」
「ラーメンですね。かしこまりました」
電話を切る音
「出前の注文をいただいたわ、加奈子」キャッツアイの愛の格好のやよゐ
「では早速作りましょう、やよゐ。それは何と言うお料理かしら?」カウンターの中、瞳の格好の加奈子
「それは…ああ、お料理の名前を忘れてしまったわ」
「どんなお料理か聞かせて下さる?」
「ええ、よろしくてよ」
窓際には涙の格好のカヤも…

それは、夢弾む美しきメニュー
澄み渡る潮には細やかなる波の如き航路が溢れ
水面に漂い浮かぶ流木とそれを飲みこむ渦潮は
まるで瀬戸内の海の様に穏やかさと荒々しさを思わせる
そこにあしらう魅力溢れる二切れの薄物が
その大自然の美をそっと覆い隠すと
人々は魅了され期待に胸膨らます

「まあ!何て胸の踊るお料理でしょう」胸が強調される加奈子
「こんなお料理ご存じかしら?」やよゐ
「ええ、もちろん存じてますわ」


塀に張り付く様に張り込みを続けるグラサンの直ぐ傍に方舟のカードが突き刺さる
ハッと振り返るグラサン
「方舟です。出前をお持ちしました」岡持を下げたメイド服のやよゐ
「おお!やっと来たか。待ちかねたぞ」
「お待たせしました。さあどうぞ!」
「へっへっへー」としゃがみ岡持の中を覗くグラサンだが
「俺が頼んだのはラーメン、だよな?」
皿の上にはビキニの水着が…


OP


第九話 「淋しい熱帯魚」(やよゐと加奈子で…)


坂を上る後ろ姿
「重い…」潤
「チョイ買い過ぎたかな?」ビニール袋を上下させる一
「いくら特売だからって限度があるよ」潤が重たげに下げた袋には缶がいっぱい
「全くひ弱だなあ。もう少し鍛えろよ。そんなんじゃイザって時に困るぜ」
意気揚々と前を歩く一
袋を持つ手をだらりと下げ前屈みに歩く潤
「何だよ?イザって時って…」
「そりゃお前、大事な人を守る時とか」
「そんなの別にいいよ。俺は一人で生きて行くから…」とへたり込む
「しょうがねえなあ。一つ寄越せよ」
潤の袋を一つ持ってやる一
「あ…ありがとう」
「これ位でへばっちゃ一人でだって生きていけねえぜ」
「悪かったな。…お前さ」
「ん?」振り返る一
「大事な人を守るって、やっぱあらしさんの事とか?」
「当然!一番はな」
「一番?」
「大事な人ってのは一人じゃねえだろ?じいちゃんだってそうだし、方舟の皆だってそうだ。お前だって入ってるぜ!」
「え?俺も?」
「ま、順番で言ったら下の方だけどな。なっはっはっは!」
「む…」


「ただいまーっす!」「ただいま…」一は元気に、潤はヘロヘロで入って行く
カウンターの中のマスターの前にあらし達が集まっている
「どうしたんすか?あらしさん」カウンターに荷物を置く一
「マスターが大事な話があるんだって」あらし
堪え切れず座り込む潤
「いや、実はこれなんだけどね」
マスターが取り出したのは生牡蠣
消費期限が滲んだように良く見えない
「何ですか?それ」潤
「酒の肴に買った生牡蠣だよ」
「消費期限が一か月前…ってまさか!?」
「そう!これをタイムトリップで消費期限前に持って行ってー」
「もう知りません!」怒りだすカヤ
「つれない事言うなよ」
「傷む前に食べないのが悪いんですよ」あらし
「後で大事に食べようと思ってとっといたら忘れたのよー!」
「大事なら忘れんなよ」グラサン
「酒飲んだら忘れんのはしょうがないだろ!」
カウンターの上のメニューには 精が付く!すっぽん鍋
「生モノを後に回すのが悪いんです」カヤ
「勿体ないなあ。何とかならないかなあ」
「本気で牡蠣はまずいですよ!牡蠣は!」潤
「でも、気仙沼産だよ?」親指を咥えながらマスター
「関係ありません!」カヤ
「天然の岩牡蠣だよ?」
「関係ありません!」
「全く躾の悪い奴だなあ。食べ物粗末にしちゃダメだろ」
「私ですか!?」
「どうすんだよ?肴なしでビール飲めってのはよ?」
「全くこの人は何度言ったらわかるのかしら?」呆れる加奈子
「過去に持って行っても時間を重ねるだけで新しくはならないのに…」やよゐ
と瞬きするやよゐ
「どうしたの?やよゐ」
「過去に持って行って置いてくると時間を重ねる事になるのよね?」
ふわりと飛ぶように漬け物樽を持って行くるやよゐ
「やよゐちゃん、それは?」あらし
「さっき漬けたばかりの白菜漬けです。一さん、一緒に飛んでもらっても良いですか?」
「いいっすよ!」
掌を合わせるやよゐと一は光に包まれ時間を飛び姿を消す
「何処行ったんだ?あいつら」マスター
と再び光り…
「ただいまー!」元気に帰ってくる一
「行ってきました」やよゐ
「やよゐさん、お漬物は?」カヤ
「天井裏です」
頷く一
一同「はあ?」
「よっ!」と浮かびあがり天井を探すあらし
「ホントだ!あった」
漬物樽を下ろす
「さっきの漬物樽だ」潤
白菜漬けを取りだし刻む
「あむ!…何だ!?今朝漬けたばかりの白菜がイイ浸かり具合!」グラサン
「これはビールのお供に最適!」マスター
「三日前に行って誰の目にもつかない天井裏に隠して来たんですよ」一
「それでお漬物が三日間の時間を重ねたんです」やよゐ
指を舐めるマスター
皆白菜漬けに次々手が出る
と皿を持ち
「すげえ!これが、タイムパラドックスと言う奴か!?」
皿を頭上に掲げるグラサン
富士山が噴火!
「否、それは白菜漬けだぞ」突っ込むマスター
「それじゃあ、これはどうかしら?ヌカドコリーナから分けて増やしたヌカドコリンズよ。さっき茄子を漬けたばかりなのよ」樽を持ってくる加奈子
「よし!行ってみるぜ」グラサン
掌を合わせ時を飛ぶ二人
直ぐに…
「戻ったあ?」気だるげにマスター
「半日前に置いて来たわ」
作業台下の扉を開ける加奈子
「ホントだ!ヌカドコリンズがそんな所に」潤
早速漬けた茄子を取り出し刻んで一口
「すごいわ!あっという間に茄子の浅漬けが!?」驚く加奈子
「こりゃビール進むわ!」缶ビール飲みながらマスター
「おつまみ何とかなりましたね」やよゐ
「てか、朝から飲んでんのか?」グラサン
「成程。これは自分達の眼につかない所に隠すのがポイントだな」感心する一
「今の自分が置いてあった事に気づいてない限り過去の自分が気付かないのは正解だものね」潤
「ねえねえ!じゃあこれは?洗ったばかりの洗濯物も乾くんじゃない?」かごに入れた洗濯物を持ってくるあらし
「行ってみるっす!あらしさん」カウンター飛び越える一
時を飛び返ってくる二人
「どうだった?」潤
「結果は!」一
じゃーん!
「今朝の冷蔵庫に入れてきたから、ほ~ら!すごく冷え冷えで」
一枚取り出し一に近づけるあらし
ぶるぶる震えるポーズの一
「全然乾いてない…」
ギュッと絞るとまだ水が…
頭を抱える一
「当たり前でしょ!」加奈子
「何で冷蔵庫なんだよ」潤
「他に、隠す場所が、思いつかなかったんだよ!」と洗濯物をぶちまける一
シャツが顔に張り付き悲鳴を上げるグラサン
「雑巾見たいな臭いがするぜ」
「これは洗い直しね」カヤ
「ええーっ!?」あらし
「でも着ると涼しそうですよ」やよゐ
「そっか!一ちゃん、ほら着てみて」と一の顔に張り付けるあらし
「ひぃー!冷たい!てか臭うし!」
「イイから早く着てみてよ」
「嫌ですよお!勘弁して下さいー!」逃げ出す一
「嫌よ嫌よも好きの内!」
追いかけるあらし
二人の様子を見つめる潤
「冷え冷えの内に早く!」
「もう!」
・・・
温泉旅館に行った夜にあらしと話した事を思い浮かべる潤


晴天の下に干された洗濯物
「お前らホント仲良いよな」潤
「お前らって?」スパゲティを啜る一
「お前とあらしさんだよ。最近どうなんだ?」
縁側に並んで座る一と潤
「何だよ?藪から棒に、そんな話」嬉しそうに照れ、潤の背を叩く一「ええ?おい!」
「痛ったい!本気で叩くなよ!」
「そうか。気になるか」と皿を置き「良いぜ!教えてやるぜ」
庭に立つ一
「俺とあらしさんの仲は至って健康。ばりばり絶好調だぜ!この前なんか一緒に寄生虫博物館に行ったんだぜ!」
スパゲティを食べる手が止まる潤
「すげえんだぜ。細長いウジ虫みてえな標本がうじゃうじゃあってよ、8.8mのサナダムシの標本ってのがすっげえ長いうどんみてえで、あんなのが腹ん中にいるなんて信じらんねえ!…どうした?潤」
スパゲティをフォークで持ち上げたまま固まっている潤
「否…」
「とにかく、流石は世界で唯一の寄生虫博物館!あらしさんと二人で盛り上がっちまったよ!うひょー!照れんなあ」
「しょぼ」皿を置き呟く潤
「ああ?手前から聞いといて何だよ!?その言い草は!」
「女がそんなとこへ行って喜ぶと思ってんのかよ!」
「はあ?」
溜息をつく潤
「お前さ、あらしさんの事、本気で好きか?」
「おお!」

「生きてるあなたは一杯恋をしなよ!」
潤に言ったあらし

「何となくの憧れとか、そういうのじゃ無くて?」
「おお!」

「私達は一度死んだ身だもの」

「ホントに好きなのか?」
「おお!」

「夏が終われば消えてしまうんだもの…」

じっと見つめる潤

「そんなので人を好きになるなんて、切ないじゃん」

「そっか…」と再び皿を手に取る潤
「何だよ!おい、神妙な顔しやがって。如何したってんだ?いきなり」一も再び食べ始める
「否。何でも…」

(恋をした事が無いって言っていた。60年も過ごしてきたけど、ずっと少女のまま。なのにあんなに明るくて…自分も恋なんかしたくないと思ってる。それで生きていけると思ってる。でもあらしさんは違う。恋をしたくても出来なかったんだ)
切なそうな潤
空を見上げる潤
(それはあの人にとってとても辛い事じゃないだろうか?)
「お前、そんなゲテモノデートじゃなくてさ、男としてあらしさんの事誘ったりしないのか?」
「そんな必要ない」口に入ったまま一
「え?」
「何故なら、俺は何時も真面目100%だからだ。それに、あらしさんは誘われる場所で幸せを測るような人ではない」
立ちあがりふん!と一
(驚いた!結構考えてるんだ)

将棋の駒をぱちり
「あらしさん」グラサンと将棋を指しながら声をかける山代
振り返るあらし
「今度一緒に映画でもどうです?」 
「ええ?」
「あのし」塩の人が手を挙げた途端暗転


CM
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[2009/12/07 10:12] | アニメ | トラックバック(0) | コメント(0) |
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