第二からまつそう
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夏のあらし! ~春夏冬中~ 第8話「コンピューターおばあちゃん」(内容前半) 「アニメあれこれ(85598)」
桶から柄杓で水を掬い、水撒きをするやよゐ
飛び散る水滴がきらきら光る
犬の声
傍にお座りする山代の犬と犬の前に置かれたブリキの玩具の如雨露
「ジョセフィーヌ」
如雨露を咥えやよゐに見せる犬
「私にくれるの?ありがとう」にっこり
「ジョセフィーヌ!」駆けてくる山代
「あ!山代さん」
「すいません。最近ちょっと目を離すと直ぐ何処かに行ってしまって…その上妙なお土産まで咥えているんですよ」
「そうなんですか」
「まったくもう!ダメだぞ」と撫で「ほら!行くぞ、ジョセフィーヌ」
犬と立ち去る山代
電話のベル
コール音
公園らしき所のベンチに腰掛け携帯をかけるグラサン
「はい!純喫茶方舟です」電話の声はやよゐ
「出前を頼む。フィッシュ&チップス1つ。ケチャップでな」
「フィッシュ&チップスですね」
「そうだ」
「フィッシュ&…」
「かしこまりました」
電話を切るやよゐ
モノトーンがかった店内
カウンター席には女性客が2人
カウンターの中には加奈子
「出前の注文をいただいたわ、加奈子」やよゐ
「では早速作りましょう、やよゐ。それは何と言うお料理かしら?」
「それは…ああ、お料理の名前を忘れてしまったわ」
「どんなお料理か聞かせて下さる?」
「ええ、よろしくてよ」
携帯ゲーム風画面に魔法使いやよゐが…

それは、ある主従の物語
帝国の叡智と伝統の衣とボタンを纏った気紛れな主は
時に熱きベーゼを、時に冷めた吐息を操って
人々を虜にしていく
今日も小麦色のチビた従者達を引き連れ
主は宴に繰り出して行くの

(おばけのQ太郎の正太郎なのか?最後の少女がP子に見えなくもない)

GAME OVERの画面

「まあ、なんて魅惑的なメニューでしょう」
「こんなお料理ご存じかしら?」
「ええ。もちろん存じてますわ」ウフと笑う加奈子



OP



第八話「コンピューターおばあちゃん」(やよゐ)


「出前に行ってきます!」
店を出るやよゐ

「暑っちい!もう溶けそう」露わな胸元に汗ダラダラなマスター
「これじゃあお客さんも来ませんね」ネクタイを緩める潤
「エアコン効いてねえのか?」カウンターに突っ伏す一
窓際に立つあらし
「しかし幽霊の私達が汗をかくくらいだから相当のモノよね、この暑さは」加奈子
「そういやあんたらは汗かくようになったんだ」マスター
「ええ、お陰さまで」カヤ
「最近、私もやよゐも少し影が濃くなってきたみたいだし」加奈子
「方舟の皆さんといると私達の存在の力が増して行くように思えますわ」カヤ
「えっとね、35.5度」あらし
「お?」
「お!」と温度計を見る一「すげえ!ぴったり合ってます」
「すごいでしょ?なんとなくわかっちゃうんだよね。でも、久し振りだなあ、ギラギラしてて熱とか光とかがこう押し寄せてくる感じが懐かしい夏」
ハッとするカヤ
あらしの姿が透けてみる程強い陽射し
「まあそれはそれとして、とりあえず冷房強に」マスター
「おーい、上賀茂!リモコン何処行った?」一
「さあ?…って言うかリモコンは基本的にマスターが一人で握って離さないじゃないですか」潤
「ええ?そうか?」
「貴方が最後にエアコンを操作したのは何時頃なの?」加奈子
「えっと…この前店で飲んだ時に操作した様なしなかった様な…」
「この前とは昨夜ですか?」カヤ
「昨夜だった様なそうでない様な…」考え込むマスター
「な、なんていい加減な!」呆れて怒りだしそうな加奈子
と、あらしの眼から表情が消え、指を振り
「36度、36.5度…くふふふ」
堪える様に笑うあらし
陽炎の中に浮かぶ着物を着たあらしらしき少女が同じ様に指を振っている姿を思い出しハッとするカヤ
「とにかくリモコンだリモコンを探せ!この暑さじゃ商売にならん!!」怒鳴るマスター
振り返ったあらしはいつものあらし「了解!行こう、一ちゃん」
「了解っす!」
「あ…」(まさか…これは?)

店のドアに掛けられたCLOSEDの札に「天地無用」「ひっキー」と書かれたマスターのペコちゃん風似顔絵付きの紙
つくつくほうしが鳴く中、店の前で立ち尽くす常連の塩の人と謎の男

グラサンに出前を届けるやよゐ
岡持を開けると中から光が!
「これは!?」グラサン
光が広がり

それは、ある主従の物語
帝国の叡智と伝統の衣とボタンを纏った気紛れな主は
時に熱きベーゼを、時に冷めた吐息を操って
人々を虜にしていく
今日も小麦色のチビた従者達を引き連れ
主は宴に繰り出して行く…

「そんなお料理です」
「フィッシュ&チップス…だよな?」
目の前に出されたのは皿に並べられた鉛筆と新聞に包まれたリモコン、ケチャップ添え

テーブルの上に並べられた沢山のリモコン
「探したらこんなに出てきたぞ」一
「どれが本物だ?」マスター
「まあとりあえず試してみようよ。これ何かそれっぽよね」と1つ手に取るあらし「えい!」
エアコンに向けボタンを押すが…
突然開く冷蔵庫に一同「え!?」
「ええと…じゃ次はこれで。とりゃあ!」
エアコンは動かず…突然カウンターのいすが回転を始める
「は?」あらし
「何で椅子が!?」驚く皆
「訳分かんねえな。じゃあこれは?」
とマスターが別のリモコンのボタンを押すと目の前にいた一に水がかかる
「悪り悪り」マスター
「ったくよう!」一
「誰かタオルを」加奈子
立ちあがる潤「はい!」
隣に座るあらしの様子がおかしい
突然指を振り「38度」
「ああっ!」ハッとするカヤ
「ん?」あらしに注目する皆
「何々?」あらし
「いや…別に」一
「変な一ちゃん」
(や、やはり!)カヤ
「次はこれ行ってみよう!」
蛇のぬいぐるみ?を手ににっこり微笑みボタンを押すあらし
突然天井から盥が落ち一の頭に直撃!
椅子に座ったまま倒れる一
「あ、ごめん!一ちゃん」
「なあに、これくらい平気っすよ!次行きましょう!次と親指を立てる一
そこに帰ってくるやよゐ
「ただいま戻りました」
テーブルの上の沢山のリモコンを見て
「何ですか?これ」

窓に止まって無く蝉


Syaftと書かれたリモコンのボタンには加速、必中、閃き、熱血、自爆が…
ロボットの頭(ガンメン?)の様なリモコンについたパラシュート
サンダーバード?なドリルにキャタピラのメカと操り人形
盥いっぱいのリモコン

「ハズレばっかりだな」一
「残ったのはこの3つですね」潤
テーブルの上には如何にも怪しそうなリモコンばかり3つ
おばあちゃん風のリモコンについたハートのボタンを押すと
「ほほ!お米のとぎ汁で床を拭くといいよお」
和んでいるやよゐ
「コイツなんてどうだ?」
鉄人28号でも操縦できそうなコントローラーを手に一
「違うだろう?どう見ても」呆れる潤
潤の隣のあらしの目から表情が失われている
俯いたと思ったら幽霊の様に手をだらりとし…突然テーブルに突っ伏す
「お?」
「嵐山小夜子…行きまーす!」
突然鉄人28号コントローラー風リモコンのレバーを握り、がしっと倒す
「お…」思わず皆の声が漏れる
突然店全体が振動をし、松本零士な計器の様なモノが青く光り、歯車が噛み合いシリンダーを回転させ…放射状に切られた発射口から光が…波動砲!?
「何かやべえぞ!止めろ!!」マスター
「39度」呟くあらし
「あらしさん!早く!!」一
表情の無い目のあらし
「あらしさん!」
「39.5度」
「あらしさーん!」
バク転しながらあらしに手を伸ばす一
加奈子とやよゐに支えられあらしの手を止め
「あらしさんどうして?…あらしさん?」
「嵐山家十訓」呟く様にあらし
「え?」皆
「家訓その一。嵐山家の子女たるもの質実剛健を旨とすべし」
表情なく呟くあらしに皆顔を見合わせる
「ああ…何て言う事…遂に、遂に始まってしまった!」カヤ
「始まった?」潤
雫がポタリ
「ああ、恐ろしい…今に恐ろしい事が起こるわ!」
「恐ろしいって何が?」
「それは…あらしは小さい頃から、それはそれは厳しく育てられたわ。嵐山家の子女たるもの口が裂けても人前で暑い寒いなどと不平を言ってはならないって」
着物を着たあらしと思しき少女が正座したまま汗をぽたりぽたり垂らし…
炎の中から現れる修験者の格好のあらしとあらしの両脇に修験者の男達
「あらしはその教えを忠実に守ってきたわ。何年も何年も。でも本当に平気な訳では無かったのよ。夏をくり返す中あらしの我慢と不満は深く静かに積もって行った」
セーラー服のあらしが顎から滴るほど汗を…
「それが今大爆発しようとしている!」
「大爆発したらどうなるんです?」心配そうな潤
「わらべ歌が始まるの」
「わらべ歌?」マスター
カヤにスポットライトが当たる
「歌が終わった時、その時こそあの悪魔が、炎帝の惨劇が再び始まるのよ!」
「炎帝の惨劇?」一
「い、言わせないでー!これ以上は!!」嫌々するカヤ

思い浮かぶのはバタバタと倒れている女学生達と一人だけ立つあらしらしき影
赤い背景にニヤリと嗤うあらしのシルエット

「嫌ー!」
「嫌ー!」「嫌ー!」伝線したかのように叫び出すやよゐと加奈子
「家訓その二。義を見てせざるは勇無きなり」
(いかん!早く店を冷やさねばあらしさん)
次のリモコンを手にする一
まるで爆破ボタンの様な黄色と黒の線で囲まれ透明な蓋が付いた赤いボタンが…
震える手でボタンを押そうとする一
「何するの?」加奈子
「危ないわ」やよゐ
「おりゃ!」
蓋を破って押す一
黒煙を上げ小さく爆発する
小さく悲鳴を上げるやよゐ
「八坂!」潤
黒煙がモクモクと一の顔を…煙が治まると真っ黒の顔で咳込む一が…
「だから言ったのよ」加奈子
「くそお!」袖で顔を拭う一
赤のONボタンと青のOFFボタンが付いた最後のリモコン
「最後のこいつで」一
「待って!八坂」潤
「だから早まるなよ、おい!」マスター
赤ボタンに手を伸ばし止める一
(そうだ。これが本物だなんて保証が何処にある?コイツを押したら何が起こるんだ?ひょっとしたら、この方舟に最悪の事態を招いてしまうかも)
「家訓その3。花と嵐があるならば、常に嵐を求めるべし」
(で、でも、あらしさんをこのまま放っておくわけには…)
カウンターの上のメニューにはあつあつおでん
皆の注目を浴びる一
(どうする?どうする俺!?…俺は…)
ピッと赤いONボタンを押す一
ボタンの上に赤いライトが点る
ツンとする音がした途端、爆発する方舟


CM
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[2009/11/26 20:46] | アニメ | トラックバック(0) | コメント(0) |
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