第二からまつそう
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夏のあらし! ~春夏冬中~ 第7話「天城越え」(内容前半) 「アニメあれこれ(85598)」
方舟の店の横には車が並びふとん屋の名前の入った白い車が停まっている
ツクツクホウシが鳴く中木陰で寝そべる山代の犬

コーヒーを注ぐあらし
男性客で賑わう店の中急ぐ潤とぶつかりそうになるあらし
カウンター席には山代、グラサン、何かのキャラと思しき人物が座る
「お待たせしました」コーヒーを出すあらし
「ありがとう」山代

携帯の発信履歴を見るマスター
(うわ~。私何で山代に電話駆けてんだ?記憶にないんだけど…はっ!まさか酔っぱらって口説いた?何かしちゃったのか?)
赤くなるマスターに声をかける山代
「あの、マスター」
焦るマスター
「あ!そうだ!!新聞!新聞読もうっと!うわ~!この馬が来たか。又外しちゃったな。アハハハハハ」
「ん?」
そこでドアが開き
「いらっしゃいませ!」あらし
お客は塩の人
「あちゃー!満席か…すいません、相席お願いしてもイイですか?」
あらしと顔を見合わせ、常連の謎の男に声をかける一
「問題ない」
ウインクで合図する一
「お客様、あちらのお席でよろしければ…」
ハッとする塩の人
テーブルには塩の瓶が!(謎の男の隣が頭が星の野球のマスコットに見える)
そっと近づき塩の瓶に手を伸ばす塩の人
目の高さに持ち上げラベルがかかっていない部分を見ると…空っぽ!

山代の様子を窺うマスター
気づいてマスターの方を見る山代
慌てて顔を隠す様に新聞を読むマスターの頬は赤いまま

「すみません!塩くだ…」
塩の人の声に突然叫び出すマスター
コーヒーを胸に零してしまう山代
注目する店の皆



OP


第七話「天城越え」(カヤ)


よこはまばし
「はい…はい…わかりました。おにぎりですね」
携帯を切るやよゐ
商店街は雑踏で賑わっている
「買い出しの追加?」加奈子
「ええ。マスターさんが山代さんのお洋服を汚してしまったらしいの。それで、お詫びに御食事を作って差し上げようと言う話になったみたい」
「全くしょうがないわね。それで?何と言うお料理を作るのかしら?」
「それは…お料理の名前を忘れてしまったわ」
「どんなお料理か聞かせて下さる?」
「ええ。よろしくてよ」

それは大昔から温もりを伝えるお料理
丸くて可愛らしい、それでいてどこか貫禄のある落ちついた形
白と黒のコントラストが印象的一品
(小豆とぎなど妖怪が…)

「まあ!何て心ときめくお料理でしょう」
「こんなお料理ご存じかしら?」
「ええ、もちろん存じてますわ」

方舟。
木陰に眠る山代の犬。
店は客が帰り一と潤がテーブルを片付けている
カウンターにはグラサンだけ
ドアが開きあらしが入ってくる
「山代さん、大丈夫だった?」カヤ
「うん!シャツをクリーニングに出したらまた戻ってくるからその間ジョセフィーヌをよろしくって」あらし
「で、零した当人は反省もせずに何してんだ?」グラサン
「無ーい!?」突然聞こえてくるマスターの叫び
「何で無いのよ!?」裾が開くのも構わず大股でイライラと現れるマスター
「何が?」一
カウンターの上にバン!と新聞を広げ「これだよ」
覗きこむ皆
「悲劇の陶芸家、小林ジョン。初の個展、ついに開催?マスター陶芸なんかに興味あるんですか?」
「うんにゃ!あたしが興味あんのはこっち!」と新聞に載っている写真を指差す
「何々?個展の目玉は失われた夫婦茶碗」
「失われたって?」あらし
「この小林って陶芸家が作った夫婦茶碗の小さい方が戦争のどさくさで無くなったみたいです」
「あら、夫婦茶碗なのに…」カヤ
「一個でこの値段!?凄!」潤
「ああっ!見て!ここ!!もし失われた方の茶碗を見つけたら、一十百千…十万…百万円くれるって!」あらし
驚く皆だが
「あらしさん。零一個足りません。一千万です。見つけた奴には一千万円!」一
「一千万!?」
カウンターの席に座るマスター
「やっちゃった…三日前私、使ったわ…その茶碗。で、もって失くしたみたい…」
「「「「「ええーっ!」」」」」
「どう言う事だよ?」一
「いや~、何か知らんが、その茶碗の片っぽがこの店に転がってたのよ」マスター
「何でまたそんな茶碗がここに?」あらし
「知らん!知らんが確かにあったんだよ」
「偽もんかもしんねえぞ?」グラサン
「うんにゃ!ありゃ本物だね。底に小林って彫ってあったもん」
「マジかよ!?」
「あらしさん。この方舟のお客さんで小林さんっていなかったですか?」潤
「おお!そうだよ!あらしさんなら知ってそうだよな。60年間方舟にいたんだから」一
「林、小林、大林…大きさは分からないけどいた様な気はする」
「ほらな!やっぱり本物だよ。なのに、ああーっ!何処に行ったんだよ小林ジョン!?」頭を抱えるマスター
「何処に行ったか分からないと言うのはどう言う事ですか?三日前に使ったのですよね?」カヤ
「すげー手にシックリくる茶碗でこりゃあいいやって思って厨房の食器棚に置いといてって、なのに無いんだよお!」

台所
食器棚の前に立つ皆
ユニフォームの着物から私服に着替えたマスター
「無茶苦茶あるじゃねえか!茶碗」驚く一
「これじゃどれが小林さんなのかわかんないね」
「否、だから本物は底に小林って彫ってあるんだって!」
何かを飲み干す真似をし
「焼酎飲むのに丁度イイ大きさでさあ」
「一千万の茶碗で晩酌したのかよ」一

茶碗を広げ
「確かにここにある茶碗には小林の文字はないですね」潤
「誰かがどこかにしまってしまったのかしら?」カヤ
「なあーっ!もうこうなったらしょうがない!やるしかないよね」
「やるって何をですか?」
「決まってんじゃん」
「おめえ…まさか!?」一
ニヤリとするマスター
「店長命令だ!三日前に飛んで小林茶碗を持ってこい!」

ぬか漬けをかき混ぜ取り出す加奈子
「きゅうりの浸かり具合はどう?」やよゐ
「奇跡だわ!香り、湿度、佇まい…今、ヌカドコリーナは最高の状態よ!」きゅうりのぬか漬けを手に頬を上気させうっとりとしている加奈子
「まあ!」
「これぞ私が追い求めていた究極のぬか床!」
「これで山代さんに最高のおもてなしが出来るわね」
「ええ!」


方舟の周囲に車が無い
店の前に立つ塩の人?
ドアには準備中のプレートが

「よっしゃ!一番手は一とあらし」マスター
「「行ってまいります!」」敬礼する一とあらしが掌を合わせると途端に消える
「あらしさん、ノリノリですね」潤
「あの子はこういう指令モノには燃えるのよ」カヤ
そこに
「お待たせしました!」蓋をかぶせた皿を手にやよゐ
「あ、山代さんへのお詫びの食事ですか?」潤
「ええ!これは大昔から温もりを伝えるお料理。丸くて可愛らしい。それでいてどこか貫禄のある落ちついた形。白と黒のコントラストが印象的な一品」
蓋を開けるとも中から白い湯気が…
「確か、おにぎりでしたよね?」こっそり尋ねる潤に頷くカヤ
近づいたマスターが皿に載せられたきゅうりのスライスと思しきモノに手を伸ばし…パクリ
「うん。まあこれはこれとして加奈子達も頼まれてくんない?」
「何を?」
「三日前のマスターから茶碗を奪ってくるミッションです」潤
「茶碗?」
「そ!よろしくね」と加奈子を突き飛ばすマスター
悲鳴を上げる加奈子がグラサンとぶつかり…消える
「潤達も行ってくれるよね?」
「え?ええっー!?」潤
「お断りします」カヤ
「カヤさん!」
「持って来れたらご褒美に好きなケーキをホールで買ってやんよ?」そっとカヤに囁くマスター
「行ってまいります!」
「カヤさん?」
潤の手を握り「行くわよ?潤」
「え?ええっ!?一寸!」
「ホール、ケーキ」
戸惑う潤の手を引き飛ぶカヤ
「飛ぶ間際にケーキって言ってましたね?カヤさん…」やよゐ
「ありゃあ期待大だな。さて後は…」やよゐをじっと見るマスター
「へ?」
「丁度外にワンコロもいるし」
木陰で眠る山代の犬
「飛んじゃいますかあ?」
とマスターがやよゐを掴んだ瞬間光が広がり…目の前には戻ってきた皆がゼエハアと…
「皆さん大丈夫ですか?」やよゐ
「持って来れた?」期待に満ちたマスターの眼
「…無理っす!」一
「何でよ!?」マスター
「だってマスター、逃げ回るんですもの」あらし
「はあ?あたしが何時逃げたよ?」
「いやいやいや。過去でのおめえさんの話だよ」グラサン
「あなた、本当に曲がった性格ね」加奈子
皆にお茶を配るやよゐ
「なんだなんだ?そんなに大変だった?過去の私?」
お茶を飲み干し
「私達が茶碗を奪おうとしたら何て言い放ったと思う?」加奈子
考え込むマスター
「「私のモンだ!やんねえ!!」」
互いに指を指し声が揃うマスターと加奈子
「ああ!私言いそう」
「捨てるもんでも誰かが欲しくなるとあげたくなくなるって奴の典型だな」一
「ありゃ一筋縄じゃいかねえぞ」グラサン
「くっそー!私が飛べりゃ直接私を説得すんのに!」
「いーやいやいやいや!出来ねえから!」一
「何で?私は私の言う事なら聞くと思うよ?」
「そんな事したら存在が消滅しちゃいますよ」あらし
「何で?」
「まだ理解してなかったんですね」潤
「そういう仕組みになってんだよ!」一
「しかも説得とか話が通じる状態じゃ無かったって言うか…」赤くなる潤
ハッとするマスター
「もしかして、私、裸エプロンしてた?」
頷く皆
「あっちゃー!それ私泥酔してるわ」と赤くなるマスター
「何で裸エプロンなんだよ!」赤くなりながらムッとしている一
「いや~、酔うと手元が危うくなってお酒零しちゃうじゃん!それで学んだのよ。裸エプロンしときゃ服が汚れないって!前から見たらチューブトップと短パン着てる様にも見えるだろ?」
「否。完全にアウトだったぜ」グラサン
「うん。丸見えだった」あらし
「ああ…一寸待って。段々思い出してきた。三日前、何か良く理由も分からず皆に追いまわされた気がする…あれ小林茶碗の事だったのかあ!」
「走り回ったから余計にお酒がまわったんですね」潤
「マスター、先程食器棚に置いといてって言ったのにっておっしゃいましたよね?」カヤ
「え?うん」
「誰かに置く事を頼んだのですか?」
「ああそうだよ。あ、そうだ!やよゐに頼んだんだ」
「え?私ですか?記憶にないのですが…」
「うええっ?絶対やよゐに茶碗渡したって!すっごい気に入ったから割ったりしなさそうな奴に頼もー!って思って、んで、やよゐにしたんだ」
「え?ええっ!?」
やよゐに近寄り両肩に手を置く加奈子
「落ちついてやよゐ。ゆっくり思いだして見るのよ」
「加奈子…ダメ!忘れてしまったわ」
カクッとなる皆
「ああ、まどろっこしいからばーっと飛んできてよ?やよゐ」
「え?でも本当に頼まれた覚えが…」
「うんにゃ!絶対頼んだって!とりあえずジョセフィーヌと…」とやよゐの手を掴むマスター
「え?」
光に包まれ…傍にいた加奈子を残し飛んでしまった二人
「はあ?」驚く加奈子
皆も驚きの溜息が洩れる
「嘘!」あらし
「飛んだ!?」一
「あ…やよゐ!」

ドアの前では塩の人
「塩…」



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