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Pandora Hearts 第25話(最終話)「Beyond the winding road 否定の彼方へ」(内容後半) 「アニメあれこれ(85598)」
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鳥の声
暖炉の火は消え炭が残るばかり
ソファの縁に足をかけて横になっているアリス
俯き座るギル
ギルを見ながら隣に座るブレイク
「ううん!朝になってしまいましたね。どうですかね?君のマスターは…」
ドアが開きハッと顔を上げるギル
「オズ!」
「おはよう。心配かけてゴメン」
「大丈夫か?オズ」
「うん。頼みがあるんだブレイク」
「ん?」顔を上げるブレイク
「バスカヴィルの民に会いたい」
「お前!?何をいきなり…」ギル
「父さんに会いたいんだ」
ハッとするギル
「会ってどうするんですか?」ブレイク
「お願いだ。居所を調べて欲しい」測る様にじっと見つめるブレイク
横になったまま聞いているアリス

パンドラ本部
机の上に広げられたたくさんの書類
「これだ!あったぞブレイク」ギル
「おや?早いですねえ」ブレイク
ギルから書類を受け取り
「なるほど。ここに奴らはいるのですか。繋がりますねえ」

「パンドラの調査によると現在バスカヴィルの本拠地として最も有力なのは…レベイユから北へ約200km。ここだ」
地図の上、ギルが指差したのはサブリエ
「サブリエ?サブリエじゃないか!?」驚くオズ
「そうです。100年前の悲劇で壊滅したかつての首都サブリエです」ブレイク
「本当に行くつもりか?オズ」
頷くオズ
「私も行くぞ」馬車の屋根に立つアリス
「アリス」
「貴様は私の下僕。下僕は常に主人と行動を共にするものだからな」
微笑むオズ
じっと見下ろすアリス

馬車は進む
「今となっては」
突然話しだすオズに顔を向けるギルとアリス
「俺がこれまでやってきた事は決して正しくなかったと思う」

「ここで死んだ方がましかもな?」と自分に銃口を向け

「やな客だなあって思って見てたけどさ、買ってもらえて良かったじゃん」それが示す意味も知らずに…

「だから?だから何?」

「あんたが傍にいてくれれば…ただそれだけで良かったんだ!それだけで、フィリップは幸せだったんだ」

「それしか方法がないなら…迷わずに…」

「俺を殺せ!それで気が済むなら…」

「現実から目を逸らしたその場限りの言葉…所詮、坊ちゃん育ちの世間知らずだったんだな」自嘲するオズ
「何を言っているのだ?オズ」アリス
「俺は欠点だらけの人間。って事さ」
詰まるギル

空が夕焼けに染まる
火をおこすギル
木箱を椅子に座るブレイク
振り返る二人の視線先にはオズとアリス
「お父上の件がショックで、彼色々自信を失くしている様ですね」ブレイク
戻ってくるアリス
「如何だった?」
「うむ。オズと一杯話をしたぞ」
「それで?」
「よくわからなかった」とギルの前を通り過ぎるアリス
「この役立たずのバカウサギが!」
「だったら私に任せず、自分でオズに聞け!」
詰まるギルに
「ごもっとも!」ブレイク
「オズ君はお父上に会って一体何をするつもりでしょうね?…泣きごとを並べ立てる。怨み辛みを吐き散らかす」
「何!?私はそんな不抜けたオズが見たくないぞ」アリス
「ではお父上の目の前で自ら!」と首をかける真似をするブレイク
「逆に復讐も考えられますねえ」
「お父上を亡き者にして積年の恨みを晴らす!」
「それならば私も協力するぞ!邪魔者を抹殺し、力ずくで突き進む。それは前向きな考え方だ!」
「いい加減にしろ!二人とも」
一人座って空を見上げるオズの背をじっと見つめるギル
一筋の流れ星

霧がかかる中馬車は進み、街中で止まる
馬車を下りるオズ
「これが…」
オズ達の前には傾いだり崩れた建物が…
「100年前の悲劇の舞台。いかにもバスカヴィルに相応しい所ですね」ブレイク
「オズ。お前は一人では無い。常に我々と共にある事を忘れないで欲しい」ギル
一瞬呆けて微笑むオズ
そのまま崩れた街の中へ
「敢えてここで言う辺りがあなたらしい」ブレイク
「戦いに同士は必要だからな」アリス
「!?…おい!」追いかけるギル
「ここはアヴィスへの道」ファング
突然聞こえてきたバスカヴィルの民の声にハッとして探すオズ達
「先日あなたが見せた力。それがあのお方に決意させたのです。やはりオズ=ベザリウスは裁かねばならぬ存在だと」ダグ
「黙れ!」ギル
「会いたいんでしょう?坊や。君を堕としたあのお方に」ロッティ
オズが顔を上げると崩れた建物の屋根の上にバスカヴィルの民の三人が…
「その望み、直ぐに叶います」
「さようなら、坊や」跳躍して何処かに向かうバスカヴィルの民達
「コラ!逃げるな!!」アリス
と先までバスカヴィル達がいた建物が粉々に崩れる
もうもうと上がる粉塵が収まった頃、咆哮を上げ現れた黒い姿はベザリウスの邸に描かれていたのと同じ…
「奴は!」アリス
「グリフォン…」オズ
とブレイクとギルが声を上げる
二人とも鎖に絡められ身動きが出来ない
二人の足もとから包むように赤い光が!
ズブズブと足が沈み始める
「ギル!ブレイク!」オズ
とオズとアリスの前にも鎖が放たれる
絡め取られるアリスとオズ
「オズ!…オズ!!」
ギルの声に後ろを振り返るとオズ達の背後にグリフォンの影が迫る
(父さん…)
グリフォンが咆哮を上げる
「ビーラビット!」
オズの声で雄叫びを上げながら渾身の力を込めるアリス
千切れ飛ぶ鎖
グリフォンの羽ばたきに一瞬飛ばされそうになるギルとブレイク
オズを守るため襲いかかるグリフォンの爪を押さえるビーラビット
「オズが自力で封印を!?」ギル
グリフォンが力を込めると押されるビーラビットだが
「アリスーー!」
オズが叫び、胸の刻印が光る
ビーラビットから大きさはビーラビットのままのアリスの姿になり押し返す
完成された刻印が浮かびグリフォンを赤い光が包む
爆発!
霧がかった白い町が爆風に晒される
グリフォンが白い光に包まれ…黒い羽を散らす
それまで覆っていた霧が晴れ、ギルとブレイクを捕えていた鎖も消える
「一撃で…ベザリウス公爵家のチェインを一撃で…」ブレイク
「オズ」ギル
二人の前に茫然と立つオズとアリス
自分の掌を見つめ
「オズだ。オズの強さが今、私に力を…」アリス
と何かに気づくオズ
傾いだ塔の上に立つ一人のバスカヴィルの民に…
オズの傍に駆け寄るギルだが、バスカヴィルの民の元に近づくオズ
「オズ…」心配そうなギル
「弱くて欠点だらけの俺だけど、俺は決して前進を止めない。俺が何者であろうと俺の存在は他の誰でもない。俺自身が肯定する。他の人達が何を考え、どう思っているのかは俺には分からない。でも俺は、恥じる事無く迷う事無くあり続ける。オズ=ベザリウスとして」
何も言わないバスカヴィルの民
じっと見つめるブレイク
茫然としているギル
頬を染め嬉しそうなアリス「オズ…」
「これだけは伝えておきたかったんだ」
きっぱりと言い切り背を向けるオズ「父さんに…」
塔の上には既にバスカヴィルの姿はなく、崩れて倒れる

丸く黒い巨大な穴が残るばかりのサブリエ
穴の周囲を崩れた建物が囲みその外側から街が広がる
「一人の人間を否定するのはけして楽しい事では無い。だが、奴は存在してはいけない。さもないと…」バスカヴィルの民(オズの父)

夕陽に包まれるサブリエ
馬車に乗り込むオズ達
(全ては、誰かに仕組まれた滑稽なお伽噺かもしれない。謎だらけだ。何もかも…)
それでも馬車の窓の外を眺めるオズは満足気な様子
(でも俺は、今までの様にただそれを受け入れるのではなく、自分の物語に書き換えたい)
アリスに微笑むオズ
オズを見るアリス
胸の刻印の辺りをそっと押さえるオズ
(時間に限りがあるかもしれないけれど、そう思ったんだ)
窓の外が白く光オズとアリスはシルエットに
「オズ、全ての謎が解け、全てが終わった時、私とオズは…」
オズの影が僅かにアリスの傍に…白い光に…
成人の儀が行われた邸の庭
「大丈夫。作者は俺達なんだから」
オルゴールの懐中時計があった墓
墓に鎖で巻きつけられた懐中時計


ED



ドラマCD1。ドラマシアター 「ベザリウス学園の悪夢」


ドラマCD2。ドラマシアター 「アリスのむ茶会」
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[2009/10/06 13:31] | アニメ | トラックバック(0) | コメント(0) |
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