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Pandora Hearts 第25話(最終話)「Beyond the winding road 否定の彼方へ」(内容前半) 「アニメあれこれ(85598)」
レインズワース邸
「え?ベザリウス家に…」オズ
「ああ。そろそろ戻ってこいよ。何時までもレインズワース家にご厄介もないだろう。皆さんにご迷惑だぞ」オスカーおじさん
「いえ、私どもはいっこうに…」シャロン
「毎日賑やかで楽しいですよ」ブレイク
「それに手元に置いといた方が何かと便利だしな」エミリー
「これエミリー。本音を言うんじゃありません」窘めるブレイク
「帰ろう、オズ。お前の家なんだぞ」
「う…うん」気乗りしない様子オズ
「何だオズ。はっきりせんな。本来のお前の家に帰ると言う話だろう?何を迷う?」席を立ち伸びをするアリス
「親父さんだろ?」オスカー
オスカーの言葉にオズの動きが止まる
オズを見るアリスとギル
「図星か…」オスカー
「親父?親父とはオズの事を汚らわしいとか言って忌み嫌っ…」
慌ててアリスの口を塞ぐギル「おい!バカウサギ」
モガモガしているアリス
立ち上がるオズ
「どうしてアリスが…」
「すまん…オズ。俺が話した…」ギル
「そっか…えへへ…ここん所俺は俺なりに色々と乗り越えたつもりだったんだけど…やっぱりちょっとね」力なく笑うオズ
「それに、10年ぶりにこの姿で帰ったら、父さん、どう思うかな?って…」
「いないんだ。もう…」
「え?」
「お前を苦しめて来た父、ザイ=ベザリウス公爵はもう…いない」
驚くオズ
「10年前お前の成人の儀の夜を境に姿を消し、今日まで行方不明なんだ」


Beyond the winding road 否定の彼方へ


馬が嘶き馬車は進む
リンゴを齧るアリス
「父さんがいないなんて…」窓の外を見つめていたオズがギルの方を向き
「な、ギル。何で今まで黙っていたんだ?」
詰まるギル
溜息つくオスカー
「そ、それは…」
言いにくそうなギルの肩をオスカーが掴み
「俺とおんなじだ。言い出し辛かったのさ。そうだろう?ギル」
「え…ええ」とオズと目を合わせられないギル

「静かですわね…何を考えていますの?ブレイク」遠くを見つめるブレイクに尋ねるシャロン
「…ん?…おっと失礼!いえね、先日見たオズ君の事ですよ」ブレイク
「オズ様?」
「ええ。驚くべき光景でした」


「やめろーー!」駆け寄るオズの叫び
咆哮を上げるチェインが身を捩らせ凍りつく様に硬化し崩れた

「やはりオズ君はアヴィスの全てを掌握する存在」
「ですが、何故オズ様はそのような力を?」
「サブリエの悲劇の真実は未だ闇の中、しかし、少なくともアヴィスの意志は、ジャック=ベザリウスにある特別な感情を抱いてる様です」シャロンの向かい側に座るブレイク
「特別な感情?…愛でしょうか?」
「お嬢様の世界ではそうなりますか?」楽しそうに言うブレイク
「違いますか?」
「ま、行為の一種ではあるでしょうね」と飴を口に放り込む
「そしてオズ君はジャック=ベザリウスの生まれ変わりだと人は言う。だとしたら」
「なるほど。その言葉にはアヴィスの意志も耳を貸すのではと?」
「我々はバスカヴィルの目的を考え直す必要があるかもしれませんね」
「バスカビルの目的?」
「ええ。我々はオズ君をアヴィスの意志を手に入れる鍵だと考えています。しかしバスカヴィルはそのオズ君を捕まえずにアヴィスへと堕とした。つまり、オズ君を捧げる事でアヴィスの何かを変えようとしているのでは?」
「生贄?…まさかオズ様を?」
「あくまでも推論ですがね」
「オズ様はそれを?」
「多分…ああ見えて大した曲者ですから」
「そうですか…」
戸惑うシャロンの前にあるケーキにフォークを突きさし
「あ~あむ!」と食べるブレイク

ベザリウス邸に到着するオズ達
「オズぼっちゃん!」駆けてくるのは…
「ミセスケイト!」
オズの手を取り
「ああ!よくぞ御無事で」
「ミセスケイトも元気そうだね!」
「はい。10歳も年をとりましたが…」
馬車からアリスとギルも下りてくる
「ここがオズの家か?肉は有るのか?」
相変わらずなアリスの様子に笑いながら
「ミセスケイト!夕食は肉料理、お願い」
「承知しました。オズぼっちゃん」
「熱くて肉汁たっぷりの奴な」齧り付く真似をして「うまいぞお!」
「おお!気に入った!!悪くない家だ。肉だあー!」と走って行くアリス
「家の話と違うだろう」ギル

「懐かしいな。何も変わってない」庭を見ながら廊下を歩くオズ
「そうだな」ギル
足を止めるオズ

そこはあの雪の日に…

「父さん!」
幼いオズが伸ばした手を払い退け
「触るな!…汚らわしい」
オズに背を向けた父

「あの日、この家で、俺は父さんの思いを知った。その父さんがいない。一体、如何して…」
歩きだすオズについて行くギル

食卓に並んだたくさんの肉料理
骨付き肉とステーキを手にもぐもぐと肉を食べ幸せそうなアリス
「ううん。実に悪くない家だ。…満足!決めたぞ!私もこの家に住んでやる!お代わり!」
「はい」ミセスケイト
「アリスってば…」笑うオズ
「オズ」
オスカーの声に振り向くオズ
「酷な事を言うようだが、親父さんは望み薄だ。この10年間我々も手を尽くした」
「うん」
「ベザリウス家を守るには直ぐにでもお前が当主になるべきなんだが、問題は親父さんがチェインのグリフォンと契約したまま消えちまった事でな…」
ハッとするギル
「チェイン…父さんはチェインと契約していたの?」オズ
「当然さ。アヴィスへの扉を守護するチェインと契約していればこその四大公爵家だぞ」
「ね、オスカーおじさん」
「ん?何だ?」
「グリフォンってどんなチェインなの?」
「昔からお前の後ろにいるぞ」笑いながら顔を上げるオスカー
「後ろ?」
ギルがハッとし、立ち上がり後ろを向こうとしているオズを留めようとする
「オズ!止せ!見るな!!」
目を見開くオズ
壁いっぱいに描かれたグリフォンの姿に固まるオズ
「こいつは…」アリス
グリフォンの羽が舞うイメージ
震えだすオズがテーブルに手を突きながら椅子に倒れる様に座る
「オズ!」
クロスを引っ張られ食器が音を立てる
「如何した!?オズ」驚くオスカー
「父さん…」
「こいつはオズを、アヴィスへ堕とした奴だ」アリス
震えながら見つめていたオズがようやく壁のグリフォンから目を離し
「そういう事だったのか、ギル」
ふらふらと立ち上がるオズ
「それは…オズ!」
食堂から走り去るオズ
追いかけるギル「オズ!待ってくれ、オズ!」
「悪いけど、一人にしてくれないか?」
ギルに振り返らず去る
動けないギル

音を立て赤々と燃える暖炉
「オズの父親がバスカヴィルの一味だったとは…しかもオズをアヴィスに堕とした張本人とは…流石の私も驚いたぞ」アリス
ソファに座り項垂れているギル
「確かに驚きですね」何処か籠ったブレイクの声が…
と家具の扉が開き
「はーい!」と現れるブレイク
「ブレイク」ギル
「ピエロ!如何してお前がここへ!?」アリス
「虫の知らせですかね?胸騒ぎがして来てみれば…で、オズ君は?」
「部屋に籠ったきりで…出てこない」ギル
「そうですか。では待つしかありませんね」
真剣な顔になるアリス

窓を風が叩く音
灯りもつけず椅子に膝を抱えて座るオズ
満月が雲に隠れて行く

「おい、やめろ!勝手をするな」アリスを掴み行かせまいとするギル
「えい!離せ!!もう待ちくたびれた。我慢の限界だ!」アリス
面白そうに見ているブレイク
「大人しくしていろ!バカウサギ」ギル
「うるさい!ワカメ頭。オズは私の下僕だ。気など使っていられるか!」と振り切る
「あ!こら待て!!」
くすくす笑うブレイク

ドアを蹴り開けるアリス
「オズ!…お?」
窓の方に向いて椅子の背を掴んで立っているオズ
「嫌われているのなら、好きになって貰おうと思ってた。でもそれは的外れな俺の片思いでしかなかった。父さんは最初から、俺の存在を全否定したかったんだ。今の俺には父さんが裁こうとした俺の罪が何なのか?おぼろげに分かる」
雲が晴れ満月が輝く
「俺がサブリエの悲劇に関わり、そして…」
月の明るさが反転し闇に呑まれたサブリエの姿に…
「アヴィスを掌握する力を持つから…」
窓の縁をドンと叩くオズ
「俺はいったい何なんだ!?何故否定されなきゃいけないんだ!」
アリスとギルの方に振り返り
「俺は俺だ!オズ=ベザリウスだ!ジャックの生まれ変わりなんかじゃない。アヴィスの意志なんて俺には関係ない。俺は…何なんだよ…」
項垂れるオズ
「それを探すんじゃなかったのか?私と」
アリスの言葉に顔を上げるオズ
「お前は言った。私たちは自分の姿を追い求める仲間だと。あの言葉はウソか?」
答えないオズ
「そうか…私は一人でも行くぞ」
去るアリス
ドアの手前で止まり
「オズ、お前は他人に認めてもらわなければ存在できないのか?」
ドアを閉めるアリス
一人残されたオズは椅子に腰かけ天井を仰ぐ
「存在してるさ」呟き微笑む「アリス」


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