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コロボックル物語誕生50周年 もうひとつのコロボックル物語 (佐藤さとる) 「今日どんな本をよみましたか?(197472)」
日本のファンタジーの先駆け、佐藤さとるさんが書かれた「コロボックル物語」も誕生から50周年をむかえました。

「ヒノキヒコのかくれ家 人形のすきな男の子」



「百万人にひとり へんな子」



佐藤さとる 作 村上勉 絵 (2009年9月10日第1刷発行 講談社)



2009年は、「コロボックル物語」が誕生して50周年!
読みつがれている名作から「コロボックル物語」シリーズに所収されていない珠玉の短編を選び抜き、新たに村上勉の描き下ろした絵と佐藤さとるのあとがきを添えた「コロボックル物語」誕生五十周年記念作。(帯より)




ヒノキヒコのかくれ家

とある事件をきっかけにコロボックルたちが人間と友だちになっても良いと決められたのは六年前。
だからと言ってコロボックルたちがどしどし人間の友だちを作っていったかといえばそうではなく、人間もまたおいそれとコロボックルの友だちになれるものはなかなかいなかった。
でも、ときには、すてきな人間にぶつかるコロボックルもいるんです…
そのひとりが大工のクラさん。「カツ大工」と呼ばれるほど腕の良い大工で…



人形のすきな男の子

一週間前の土曜日、いっぱいだされたしゅくだいを机の上にひろげた竜也はひろげただけでちっとも手がつかなかった。いまやっておかないとあしたの日曜日がつぶれてしまう…でもめんどうだ…時間がむだにたってゆき、時計はもう四時。
思い直して宿題を半分すませたころ、おない年の樹があそぼうと呼びに来た。
ひろっぱではガキ大将のシゲちゃんをはじめワンパク仲間ががけからひろっぱにとびおりてだれがいちばん遠くまでとべるか「とびっくら」をやっていたが…



百万人にひとり

つむじというよび名をもつウメノヒコじいさんは、その名の通りわかりころからつむじまがりのへそまがりで評判のコロボックルだった。
むかしからひとりぐらしで、狩りにもひとりでいくので当時の世話役がつかまったらどうすると心配すればおもしれえと答えるつむじまがりだった。
しかし人間につかまったコロボックルがいればおろおろしてスクナヒコ様にお祈りし無事にもどればしっかりしろとどなりつけた。
そんなじいさんだから人間の中に友だちをみつけてもよろしいということになるとたちまちつむじをまげ友だちがほしけりゃコロボックルどうしたくさんだと言って一人で人間のまちにいってしまった。たいへんなつむじまがりである。
そんなじいさんに…



へんな子

町の図書館につとめている正子ねえさんにはあたりまえでないところが一つだけあった。
おかっぱ頭の小学生のころからずっとへんな子だといわれつづけてきた。
みんながみんな、正子をへんな子だといい、とくに親しいともだちというのがいつもなかった。
それでもひがんだりせず、自分はへんな子なんでたいくつするのだろうとあっさりかたづけていた。自分には自分だけの守り神がいると空想しては楽しんでいた。
中学の頃からはへんな子なりにふしぎなふんいきが生まれそれにひきつけられた友だちがいつも何人かはいるようになったが、そんな正子のことを、やっぱり人はへんな子だといった。
そんな正子を児童室主任のアパッチ先生は手伝いにかりだし…





佐藤さんのあとがきによれば昔「きりん」という関西の教育誌に掲載された作品の様です。


9月の児童書新刊あんないと一緒に挟まれていた小冊子にはコロボックル物語に登場するコロボックルの特徴や人物紹介と発売中のコロボックルシリーズの紹介が!
裏側がピンナップ?になっているのもうれしいですね。


佐藤さんの書かれる作品は子どもが主人公として出てくることもあれば、大人が主人公の事も
あります。
大人が主人公だからと言って、子どもみたいな大人ではないし、大人が懐かしがって語る子どもの頃の思い出でもありません。もちろん少しは回想することもありますが…
特殊能力があるわけではないし、特別な身分とかお金持ちだとか反対に非常に困難な人生を歩んでいるとか、ともかくそういう特別な人ではない普通の人である事が多いと思います。
人より少し器用だったり、少し変わっていたり、観察力はあるかもしれませんがごく普通の人。
コロボックル達も、小さいからこそ可能な事はあってもやはり特殊な力などはありません。
見た事も聞いた事も無い、創造するのも困難なモノが登場するわけでもないですし…(コロボックルや豆犬は空想のものかもしれませんが…)

そういうところが実はすごいのではないかと思っています。

村上さんのイラストがまた良いんですよ。しかもかきおろし!
コロボックルは実物大でしょうか?机の上においてあるとそこにコロボックル達がいるかのようです。
コロボックル達の暮らしが描かれている絵や、くるくる動き回っている様子の絵がとっても好きです。表情も豊かです。文章に書かれていた顔はこれだ!と思えるのも凄い。




私がコロボックルの物語を初めて読んだ(だれも知らない小さな国)のは小学校の高学年の頃で
今から30年ぐらい前。学研の科学と学習の別冊で出ていた夏の読書特集本に掲載されていたもの。今思うとあれは色々なジャンルがあって良かった。(取っておけばよかった…ってこの話何度も書いている様な…)


高校生の頃、講談社文庫に出ているのを見つけて集めました。
絵本には絵本の良さがあるのですが、お小遣いの少ない学生には文庫はありがたかったです。
(アニメになっていたのを知ったもその頃か?)



青い鳥文庫も手に取りやすいですね。
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[2009/10/01 20:16] | | トラックバック(0) | コメント(2) |
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コメント
私はコロボックルは全巻小学校の図書室です!
今は、やっぱり文庫で買って、うちに置いてあるんだけど、
子わにーずは手を出さないなぁ…

積読がたまってるんですぐには買えないけど、
あとで買う本リストに登録せねば!

情報ありがとうございました~
[2009/10/02 12:32] URL | わに庭 #79D/WHSg [ 編集 ]
わに庭さん

絵本や児童書の辺りに並んでいる確立高いですよね。
本屋などでは最近は一部の作品しか扱っていないようなので図書館の方が良いかもです。
完全な新作ではありませんが、あとがきと絵はかきおろしですし、まだ読んだことのない作品だったので読めて良かったです。

>子わにーずは手を出さないなぁ…

うちの子ども達もコロボックルの方には出しませんね。短編集の方は読書感想文の宿題で提出前日まで何も読んでいない時などに読ませたりしました。

>積読がたまってるんですぐには買えないけど、
>あとで買う本リストに登録せねば!

最近は本のサイクルが短いためか見た時に買わないと買えないですしね。名作であっても例外ではなさそうです。
[2009/10/02 21:22] URL | yamahusa #79D/WHSg [ 編集 ]
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