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Pandora Hearts 第17話 「懐旧の旋律」(内容後半) 「アニメあれこれ(85598)」
CM


白いスーツに黒いベスト、白い蝶ネクタイのオズとギル
「何?これ、制服?」
「いや~!似合ってるじゃないか二人とも」頭の上の方で二つに髪を括ったアリスを抱えたオスカー
「如何言う事です!?オスカー様。俺達を何処に拉致る気ですか?」ギル
「これは任務。俺達にしか為し得ない重要な任務なのだ。この手紙がラトウィッチ校から届けられた」
赤い封蝋がされた封筒を持つオスカー
「ラトウィッチ校!?」アリスは同じ白いスーツに白いリボン
「この国でトップ3に入る全寮制の学校だよ」オズ
「そう!そして、今そこに、我らがエイダが通っている!」
詰まるオズ
「エイダ?何だそれは?食い物か?」アリス
俯き気味になるオズ
「俺の…妹だよ」
「妹?お前に妹がいたのか」
「うん」頷くオズ
何とも言えない顔をするギル
「問題は手紙の内容だ」
オズに手紙を渡すオスカー
「拝啓、親愛なるおじ様へ」
「うんうん!」
「今日はとても良い天気です」
「あっははー!今日って何時の事だ?せめて日付ぐらい書こうな」
「学校で食べたキドニーパイがおいしかったです」
聞いてて退屈そうに欠伸するアリス
「おお!あれな。俺も好きだぞお」
「思わず男子を泣かせてしまいました」
「アハハハハ!このうっかりやさんめ!」
とうとう眠るアリス
「追伸。好きな人が出来ました」
「アハハハ!そうか!好きな人が…」
笑いながらも恐ろしくどんよりとした空気を纏っているオスカー
オスカーの隣に座るギルが慄くほど…
「そんなのおじさん許さないぞおー!」
手紙を引き裂きながら怒るオスカー
「非常事態だろう?」
「じゃあ、もしかして…」力が抜けるオズ
「俺達がこんな恰好をさせられている訳は…」嫌な予感に自分の腕を抱え震えるギル
「ああ、勿論!エイダに手紙の真偽を確かめるために、我々が、直接!学校へ忍びこむからだあ!!」
門に入っていくと思われた馬車を門の外に止め降りる一行
「ええ!?忍び込むんですか?普通に手続きして面会しましょうよ!」ギル
「我々にそんな時間は無い!って言うか、それではロマンが無い!」
壁のレンガに手を当て押すオスカー
「さあて、いざ行かん!ベザリウス家が秘密裏に作りあげた隠し通路から!」
通路の蓋が開く
「な、何だこれ!?」驚き覗き込むオズ達
廊下に敷かれた石の一部が開きオズが姿を現す
「大丈夫!誰もいないよ」
とそっと皆に声をかけ通路から出る
頭を抱えるギル
「へえ!これがラトウイッチ校かあ」オズ
「どうしてこんな事に…」ギル
「良くわからんが腹をくくれ!ワカメ頭」アリス
「うるさい!馬鹿ウサギ」
と曲がり角で人の気配を感じたギルが様子を窺う
「オスカー様、学生がやってきます」
「慌てるな、ギルバート。変装は完璧だ。さ!」
「そうですね。俺達も生徒、オスカー様は教師…!?」
とオスカーの方に振り返ったギルがギョッとする
ギル達と同じ制服!?
「アハ~ン!やあ!皆さん御機嫌よう。今日もいいお天気ですねえ」
「何なの?このおじさん」
「へ、変態!?」
悲鳴を上げ逃げる女生徒達
「流石にそれは無理があります!」突っ込むギル
「うんうん」頷くオズ
その時校内に笛が鳴り響く

「何だ?騒がしいな」ソファに寝そべり広げた本を目の上に乗せた男子生徒
「校内に不審者が侵入したらしいよ、エリオット」廊下の様子を窺っていた眼鏡の男子生徒
「はあ?」

書架の間に逃げ込むオスカーとギル
一服するオスカー
「オズ達と逸れてしまった…」ギル
「なあに、心配はいらんさ。オズはこういう状況を楽しめる奴だ」
「かもしれませんが…」
「ホントに…少しは楽しんでくれると良いんだがなあ」
「!?では、そのためにここへ?」
笑うオスカー
「お!早速嗅ぎつけてきたな」
「へ!?」
にゃーん!と白い猫がギルの顔に飛びつく
「嫌~!猫ーっ!」白目を剥き涙流して叫び声を上げるギル
「校内は禁煙です!」
黒猫も引き連れ駆けつけてくる金髪の少女
「隠れて吸っていてもそのスノウドロップの鼻からは逃げられません!」
「や!風紀委員さん」片手を上げるオスカー
「お、おじ様!?」

「困ったなあ…おじさん達何処へ行っちゃったんだろう?ま、とりあえず楽しいから問題ないけどねえ~」
机の間をくるくると回って見せる歩くオズ
「あまり楽しんでいる様には見えないがな」アリス
「へ?」
「そんなに、妹に会うのが嫌なのか?」
「アリスって、なんか時々鋭いよね」
「何だそれは!?馬鹿にしてるのか?」
怒って足蹴にするアリス
「褒めてるんだよ~!」
「はあ?」
「嫌な訳じゃないんだ。会えるのは嬉しい。ただ、一寸怖いって言うかさあ」

「お兄ちゃんが来てるって!?…そんな…まだ心の準備が出来て無いわ」
「な~に言ってるんだ?オズの事は前の手紙にも書いただろう?」
頭に黒猫、肩に白ネコを乗せたオスカー
その猫に怯えて白くなってるギル
「そうだけど…私、こんなに大きくなっちゃってるし」

「俺は何も変わってないし、分かれる前のエイダはちっちゃかったからね。もしかしたら俺の事なんてほとんど覚えてないかもしれない」

「だって!…だって、あの時から10年も経ってるのよ。私昔の面影なんてほとんど残ってないだろうし」
何かに気づいた黒猫が何処かに向かって走っていく
「もし…もし、こんなのエイダじゃないなんて言われたら…」
立ち上がるギル
「オズはそんな事言いませんよ。絶対に」

黒猫はオズ達の元に

「ですから今は、どうか、会いたいと言う気持ちに素直になってください」

「にゃ~!」
「猫?」
「オズ、お前は大馬鹿者だな」アリス
振り返るオズ
「お前は私に言っただろう?」
オズの頭を押さえ座らせる
「私は私のままで良いのだと。あれは嘘か?」
「否…」
「私は…そのだな…割と…嬉しかったぞ!?」恥ずかしそうに怒った様に言うアリス
「なのにお前は!どうしてそれを自分に言ってやる事が出来ないんだ?」
「そ、それ…」
言い淀むオズを蹴りあげ
「口答えするな!屑が!!」
オズを踏みつけ
「ともかく、お前は私の契約者だ!その事に誇りを持つがイイ!!」

白猫と走るエイダ
「お前がお前である事を!」聞こえてくるアリスの声
「何処へ行くの?スノー」
白猫を追い走るエイダ
「私の下僕である事を!声高々に叫ぶのだーっ!」
足蹴にされ呻くオズと高笑いのアリス
白猫はオズ達の元へ
「こら!叫べオズ!!僕はアリスの下僕だと!」
「オズ!」駆けこんでくるオスカー
「あ!」
オスカー到着に顔を上げるオズだが…
白猫と一緒に現れたエイダ
腰まである金髪にエメラルドの瞳
オズに良く似た風貌
「え?」
「おにい、ちゃん…」
「エ、イダ…」
立ちあがるオズに近づくエイダ
「あ…えっと…久し振り」微笑むオズ
「びっくりした?本当に昔のままなのね」
エイダの後ろで気をもむオスカーとギル
「うん。ってか、エイダは俺の事をちゃんと覚えているのか?」
「覚えてるわ!お兄ちゃんは…とっても大きくて、優しくて、誰よりもカッコ良かったんだからあ!」
幼い頃、兄に手を曳かれ遊んだ事を思い出し泣きそうなエイダ
「あはは…やっぱ、記憶ってのは美化されてるもんなんだな」情けない様な照れている様なオズ
「でも、私は、今のお兄ちゃんの方がずっといいな」
「お…」
「思い出より背がちっちゃくても、ちゃんと傍にいられて、触れてお話が出来る。一緒に、いられ…」
涙が零れるエイダ
「エイダ…」
「会いたかった!会いたかったよ!お兄ちゃん…お兄ちゃん…」
零れた涙は床を濡らす
オズの胸に縋りつくエイダ
感動して見守るオスカーと微笑ましそうに見るギル

(変わらないな…否、変わったけど変わってない)

「おにいちゃーん!」
泣きながらオズに飛び込んできた小さかった頃のエイダと変わらない

(ありがとうな、エイダ)
エイダを抱えようとするオズだが…
アリスの飛び蹴りが決まる!
「アリス…」倒れるオズ
「おい!小娘。いい加減にしろよ!こいつは私の所有物だ!下僕だ!気安くベタベタくっつくな!」
「ええ!?」
「何が下僕だ!?馬鹿ウサギ!オズは俺のマスターだ!勝手にお前の所有物にするな!」
オズの腕を引くギル
「何を!?ワカメーっ!」
反対の腕を引くアリス
オズを取り合う二人
「ふうん。喧嘩するほど仲が良いってか?だけど、君達、目的を忘れちゃあいないよね?」
アリスとギルの頭を掴むオスカー
「ええ!?皆が騒いでた不審者っておじ様達の事だったの!?」
「いや~、お前の顔を見たくなってな」
「もうしょうがないんだからあ!ギルもこうしてお話しするのは久しぶりね」
「はい、そうですね」はにかむギル
その様子に顔を見合わせるオズとオスカー
「私が送った帽子使ってくれてる?」
「はい!もちろん」
「へ!?帽子?」オズ
「帽子って言ったら」オスカー
「あれか!」
「あれは、エイダからのプレゼント!?」
オズとオスカーから黒い気配が立ち上る
「お、お、おじさん、まさか!?」
「ええい!落ちつけ。言いたい事は分かるが、早まるな!もしその場合は…」
「エーイダ?おじさん達は、この手紙にあった追伸の事について聞きたいんだけどなあ?」
手紙をエイダに見せるオスカー
慌てるギル
「え?追伸?…それは…」
ちらとギルを見て…キラキラした目をギルに向けるエイダ
「おんどりゃー!覚悟は出来とるんだろうなあ!?」
「楽に死ねると思うなよ!ギル?」
掴みかからんばかりのオズとオスカー
「え?ええ!?」
「違うの!今のは…もう…」
逃げるギルを追うオスカーとオズ
「人の話を聞いてったらあー!」追いかけるエイダ
「おい、オズ!私を置いて行くな!」追いかけるアリス

息を切らすオズに追いつくエイダ
「お兄ちゃん!もう、おじ様達と逸れちゃったじゃない」
「楽しい!昔に帰ったみたいだ。な、エイダ!」笑顔で振り返るオズ
「うん!」
「あっはは!」
と何かに気づくオズ
しーっ!と唇の前に指を立て…位置を変えながら耳を澄ます
階段の方に向かうと音が…
ハッとして駆けだすオズ
「お兄ちゃん!?」
(誰だ?誰が弾いているんだ?)
ピアノの音
(間違いない!大分アレンジされてるけど、このメロディーは、これと、オルゴールと同じ!)
懐から懐中時計を出し、急ぐオズ


ED


坊やの罪があまりにも大きすぎて

他人を巻き込みたくないだけだ

主の言動を正すのも
従者の役目だよ

しょせんはただの自己満足だ!

死ぬよ。
それしか方法がないなら迷わずに

坊やはれっきとした『加害者』だわ

残された者の
痛みも知らないくせに!


次回、「とある従者の死について」



新ED!2009年8月19日発売!


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