第二からまつそう
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Pandora Hearts 第9話「Malediction 呪いの言葉」(内容前半) 「アニメあれこれ(85598)」
「へえ~。お前の母さん綺麗な人だな」
「うん!もう死んじゃったけどすごく優しくて温かいんだよ」 
ペンダントを返すオズ
「寂しいか?」
「ううん!だって僕にはお父さんがいるもん」
ハッとするオズ
「僕の家ね、お金無くなって大きなお邸に住んでられなくなっちゃったんだって。お家は狭くなって使用人もいなくなっちゃったけど、でも、前よりもお父さんが傍にいてくれるんだよ!」
嬉しそうに話す少年
「…そっか…この!」
少年の髪をくしゃくしゃするオズ
くすぐったそうに笑う少年
「ねえねえ、お兄ちゃんは?」
「え?」
「お兄ちゃんのお父さんとお母さんはどんな人なの?」
詰まるオズ
鳴り響く鼓動
訝る少年
「お母さんは君と同じで、もう、いないよ」
ギルの帽子を持ち
「父親は…」

Malediction 呪いの言葉

「父親は…そうだな…もう、顔も覚えてないや」帽子を被り俯くオズ
夕陽がすっかり暮れようとしている空
尻ポケットを探り折りたたまれた何かを出し
「お兄ちゃん、これがね、僕のお父さん」
「え?…ああ…どれどれ?…へえ!この人がフィリップのお父さんか」

まだ母がいて邸に住んでいたであろう頃の親子三人の写真

瞳が揺れるオズ


「なあ、なあ、いつになったら父様は帰って来てくれるの?」幼いオズ
「旦那様はお忙しい方なのです。でも、坊ちゃんが良い子にしていればきっと、褒めに帰って来てくれますよ」ケイト
「うん!わかった。僕がんばれ!父様が帰ってきてくれるまで」


まだオズがアヴィスに行く前の二人
オズのためお茶を入れるギル
「ありがと!ギル」
「いえ…坊ちゃん、勉強熱心なのは結構ですが少しは休んで下さいね」
「何だ?ギル。構って欲しいのか?安心しろ!後でたっぷりいじめてやるから」
ニヤリとするオズにビクッとするギル「止めて下さい!」
笑うオズ
お茶を飲み「うん!旨い!」
「今年こそ旦那様にお会いできると良いですね」
「ああ!だから今のうちにもっと勉強しとかないとな」
「十分頑張ってますよ。坊ちゃんは」
「まだだよ。頑張ってる…なんて簡単に口に出来てしまう内はまだまだ自分に甘えてる証拠だ。そんなの全然頑張れてない」
オズの言葉に目を見張るギル


アリスに話すギル
リンゴを齧りながら聞いているアリス
「普段の様子こそ子どもらしいがオズは何時だって自分に厳しかった。俺もそんなオズが誇らしくて…眩しくて…だが同時に何か言葉にし難い危うさの様な物を感じていた。張り詰めた緊張の糸が切れた時、オズの心は如何なってしまうのだろうかと…そしてその懼れは現実に…」


ある雪の日
「なあギル。どうして父さんは俺の事嫌いになっちゃったのかな?」椅子の上で膝を抱えるオズ
「そんな…そう思うなら聞きに行ってみましょう」
「嫌だ!…そんな事…出来ない…だって、だって俺は」
顔をあげ宙を見るオズ
「知ってしまうのが…怖いんだ」
オズの両肩に手を置くギル
「分かりました。でしたら、僕が旦那様に聞いてきます。使用人達の噂なんて嘘だって事を確かめてきますから!」
部屋から走り去るギル
「ギル!」


「あの時…俺が余計な事しなければオズは知らずに済んだろう…」ギル


ギルを追うオズに聞こえてくるギルの声
「お願いします!どうか、お出かけの前に坊ちゃんに会ってあげて下さい。そうすれば坊ちゃんも安心して…」
父に懇願するギルの姿が…
「くどい!」
「何故ですか?坊ちゃんはあなたの大切な御子息ではありませんか!」
口元が歪む父。シルクハットの陰でそれ以外の表情は見えない
「大切?…あんな子ども、生まれて来なければよかったのだ」
少し離れた所に立つオズにも聞こえる様に…
「な…如何いう…」
一瞬呆けるギルだが父を掴んで問い質す
「如何いうことですか旦那様!坊ちゃんはずっとあなたを」
手にしていた杖でギルを殴り飛ばす父
「何なのだ?お前は。使用人が主人に意見するつもりか?」
「生憎私のマスターはあなたではありません。オズ坊ちゃんです!」
「もういい…連れて行け!」
「はい」父に従っていた使用人がギルを掴み起こす
父に駆け寄るオズ
「待って下さい!ギルをやめさせないで!」
「坊ちゃん!」
「お願いです!父さ」
オズの手を払う父
「触るな!汚らわしい」
背を向ける父
「坊ちゃん!坊ちゃーん!」
引き摺られながらオズを案じて呼ぶギル


「それから3日間。俺は邸の地下室に閉じ込められた。オスカー様に助けられ直ぐ様オズの元に向かった俺が見たものは…」


「やあ!ギルバート。悪かったな、俺の所為で。大丈夫か?」
暖炉の傍で変わらず勉強をするオズ
やつれた表情
「オズ…坊ちゃん」崩れ落ちるギル
「全部…僕が…僕…僕の所為で…僕が余計な事をしなければ!」涙を零しながら叫ぶギル
本を置きギルと目線を合わせるオズ
「お前は何も悪くない。なあ、ギル。俺さ、考えたんだよ。お前のいないこの3日間。一人でずっと考えた。だから、もういいんだ。最初からそう言う事だったんだよ。すべて受け入れてしまえば良い」
チラチラと静かに燃える炎
ハッと顔を上げるギル
「それだけの事だから…」
どこか歪んだオズの笑顔
外は荒れ狂う様に吹雪いている


リンゴを齧るアリス
「行くか…」と声をかけるギル「いい加減オズの所へ」
ハッとして周囲を見回すアリス
「如何した?」
「臭い!」
言われて自分の服を臭うギル
「虫臭い!アヴィスで嗅いだ事がある臭いだ」
「何!?」
「この近くにいるぞ。チェインの気配すら隠し切れていない。愚図な契約者が!」

月を背に髪をなびかせる少女?
ふと顔をあげ見るオズとフィリップ
黒薔薇を置いて行った少女!
「フィリップ・ウエストですね?」
「え?」
「あれ?君はあの時の!」微笑み手を振るオズ
「こんな所で再会するなんて!もしかして、これって…運命!?」ハート飛ばすオズ
「誰ですか?」
「え…」その言葉に差し出した花が散る
「エコーはナイトレイ侯爵家にお仕えする者です」
「ナイトレイ…」
「我が主ヴィンセント様の命により、その子どもを引き取りにやってきました」
いきなり刃物をオズに付きつけるエコー
「大人しくその子を渡して下さい。さもなくば公務執行妨害と見做しあなたをここで排除します」
「…」

「ただいま帰りました、お嬢様」
テーブルクロスを上げ顔を出すブレイク
「あらら」
「うわー!」驚く眼鏡の男
「お帰りなさい!」平然と迎えるシャロン
「レイムさんじゃありませんか?」ブレイク
咳払いをし
「相変わらずだな、ザークシーズ=ブレイク。普通にドアから入って来られないのかね?」
「あっははは!君も相変わらず堅物ですねえ」とテーブルに座るブレイク
レイムに出されたケーキを手に取り
「で、君が態々やってくると言う事はパンドラで何かありました?」
クリームを掬って舐める
「先日逮捕した違法契約者の事で」
「ああ!グリムでしょ?例の首狩りの一件の重要参考人。それが?」
もしゃもしゃとケーキを食べながら話すブレイク
わなわなと震えるレイム
「逃げられた」
「は?」
「逃げられたんだよ!本日午後2時、監視の者6名を殺害して、逃走した!」
「レイムさん、君って人は」皿を舐めながら
「役立たず!」エミリー
「何だと!?」
「だって相手は手負いでしょう?」
「バーカバーカバーカ!」囃し立てるエミリー
呻るレイム
「そりゃ、こちらにも油断があった事認める…」
「ホントにバカだなあ!」
その間も平然とお茶を飲み続けていたシャロン
「レイムさん、彼はタダの空気だと思って結構です」
テーブルに仰向けに寝転び「空気、空気~!」と足をゆっくりバタつかせるブレイク
「俺もか?俺も空気か?」エミリーも
「さ!お話の続きをどうぞ」促すシャロン
「はあ。失礼しました。現在、パンドラの方でも全力で捜索中ですが、今だグリムの消息は掴めず…そこでシャロン様のお力で…」
「もうレヴェイユの街に戻っているんじゃないですか?」
「え?」
「レヴェイユにはあの3人がいる。お嬢様…何だか面白くなりそうな予感がしますよ」


オズに向けていた刃をフィリップに向け
「さあ!一緒に来て下さい。フィリップ・ウエスト」
怯えて逃げ出すフィリップ
「フィリップ!」
「酷いですね。何故逃げるんですか?」
「そんなもん見せりゃ、誰だって逃げるよ!」
「仕方ありません。追跡します」
追い掛けようとするエコーを遮るオズ
「ちょ、一寸待ってよ!」
「何ですか?邪魔しないで下さい」
「否…でも放って置けないし…」
「放って置いて下さい。うざいです」無表情に言いながらオズを擦り抜け追いかけるエコー
「待てったら!」腕を掴むオズ
「あの子が一体如何したって…」
突きつけられる刃
「おお!?」と両手をあげギルの帽子を落とすオズ
「言った筈です。邪魔をするならあなたを排除すると」
後退するオズに迫るエコー
と足元の帽子に当たり気づくエコー
「この帽子は…」
「え?あ!それはギルの!」
「もしかしてギルバート様のご友人ですか?」
「あ!…そんな甘っちょろいもんじゃないよ!何たって俺はね、えっと…えーっと…そう!ギルバート=ナイトレイの飼い主だもんねえー!」
ごつい首輪を手にするオズ
わんわんと響く犬の声
「飼い主!?初耳です!」
「そう?つまりは命の恩人で人生の先輩でギルに取って必要不可欠な存在って事かな?」と不自然な笑いのオズ
「そ!そうでしたか…吃驚です!そうとは知らずに失礼しました」
「ああ、いえいえこちらこそ」
「ギルバートさんの飼い主さんを傷つけたら、エコーがヴィンセント様に叱られます」刃を納めるエコー
「ヴィンセント?さっきもその名を…」
「飼い主さん。エコーは今逃亡中の違法契約者を追跡中です」
「え?」
「放って置けないならばついてくるのは勝手です」
跳躍し建物の上に立ち振り向くエコー
「でも、もし巻き込まれて死んだとしてもエコーは知りませんからね」
駆けて行くエコー
(違法契約者…まさか?フィリップが?)
鼓動が激しくなるオズ
針が進んだ時の事を思い出し
(そんな…)


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