第二からまつそう
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RDG5 レッドデータガール 学園の一番長い日   (荻原規子) 「今日どんな本をよみましたか?(197473)」
RDG5 レッドデータガール 学園の一番長い日   荻原規子 著  酒井駒子 装画 坂川栄治+永井亜矢子(坂川事務所) 装丁 (2011年10月31日 初版発行 カドカワ 銀のさじシリーズ 角川書店)


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いよいよ始まった〈戦国学園祭〉。
泉水子たち執行部は黒子の衣装で裏方に回る。
一番の見せ場である八王子城攻めに見立てた合戦ゲーム中、
高柳たちがしかけた罠に自分が阿はまってしまったことに
気づいた泉水子は、怒りが抑えられなくなる。
それは、もう誰にも止めることは出来ない事態となって……。

ついに動き出した泉水子の運命、
それは人類のどんな未来に繋がっているのか!?
                  (カバーそでより)





旅行から帰って直ぐ貸出可能のメールをいただき図書館で借りてまいりました。

ネタばれせずには感想が書けないと思うのでネタばれを好まれない方はご注意下さい。
また既に本は返却済みのため勘違い等もご容赦ください。(ご指摘いただけるとありがたいです)

以下、感想(文字色反転してます)。









いよいよ戦国学園祭の開幕!
1日目は風雲わたあめに下剋上焼きそば等の模擬店、お化け屋敷、演劇、そして中等部のパレードが…
2日目は1日目の人気投票の結果からチームを編成される合戦ゲーム!
その裏では世界遺産候補を巡る真響・真夏(真澄)と高柳達陰陽師の対決!!

学園祭前から結界を張り巡らせ、罠を仕掛ける高柳達でしたが…

これまでは分からなかった戸隠の味方が判明したり、大人達も?

何故か高柳が気になってしまう泉水子だったり、高柳の件で勘違い?し泉水子に告れと応援するクラスメートだったり…

初めてのわたがし、初めての歩き食べ、初めての…泉水子はまだまだ初めてが多いです。



一般の生徒達が戦国時代の仮装をする中、執行部は軽くて動きやすい黒子姿。
暗所では目立たず、例え姿が見えてもいないと看做し、しかし意外と目立つ姿は裏方としても監督役としても案内役としても便利なようです。
しかも男子はいつも以上にカッコよく見えるという…
泉水子の焦り?も納得な深行と真夏の黒子姿を是非見てみたいですね。

泉水子も頭巾を被るためお下げをお団子に…真響が蛍光カラーの髪ゴムで飾ってチャイナガール風!
それを見てレアだと写真に撮る生徒達は困りものですが、笑いが止まらない深行君は泉水子以上にレアでした。

と言うか今回は深行が色々な表情を見せてくれました。

女子保健室殺到の真実…深行は雪政が頼まれているのを知らなかったのですね。(泉水子も話さなかっただろうし)

父・雪政に見せつけられた力の差と姫神に望まれれば死を辞さない覚悟。
姫神が常識では測れない様に雪政も…
雪政は覚悟と在り方を深行にも迫る。
大成の様に表立つか、紫子の様に隠れるか。いずれにしても力を持って…
雪政の無茶な物言いに(多分自分の力不足にも)憤りながらもそれを泉水子に八つ当たりせず、自分の問題として考える深行は以前よりずっと覚悟している様に感じた。


そういえば…深行が雪政18歳(深行母が18歳だったかもしれないけれど…)の時の子なら、泉水子は紫子と大成が幾つの時の子どもなんだろう?
漠然と雪政と紫子・大成は同じ年齢の様に思っていたけれど二人は雪政よりは年上なのか?
紫子もまた若くして泉水子を生んでいるのか?
これまで姫神を憑依させてきた者は皆早死にしているようですし、それでも姫神を途絶えさせないために子を残さなければならないのだろうから紫子も若くして生んでいるとは思うんだけど…(ならば泉水子も…と思ったり)


泉水子が別の男子に迫られた事(泉水子はそれを本気の告白とは捕えていなかったようですが)に深行が臍を曲げたのにはにやにや。
真響の誘いを断り、真響達も自分同様、別の道を探せと言う所も…

高柳だと分かっていても犬に和んでしまったり…(犬の高柳も見てみたいわ!)

真澄の正体を知る深行が和宮と一緒だったとはいえ錫杖1つで泉水子の元へ向かったのはすごい。
真澄にとっては和宮も込みでシンコウなのかな?
戸隠でも大変でしたが深行は鍛えられるなあ。

トトロの着メロ…つまりは泉水子が好きって事でしょうか?
雪政と一緒にトトロを見る幼い深行の図は見てみたいなあ。


兄弟以外に興味を示す様になった真澄。
真澄が泉水子を気に入っているのは真澄登場時も戸隠の時も思ったけれど、ナンパとは…
あのまま泉水子がついて行ったなら、泉水子は真澄と同じ存在になったのだろうか?真澄の中に同化してしまったのだろうか?
三人の姿や心にズレを感じつつも、互いを思う気持ちに変わりはなさそうです。
今以上に三人が違ってくる日も来るでしょうしそうなった時に真澄を視認できる形で呼び出せるかどうかはわかりませんが、それでも真澄は何時も二人の傍にいてくれそうです。
真夏を心臓病で死なせない未来、例え自分が身代わり(ドナー)になろうとも…を求めていた真響。
死なないと言いつつも他の原因で死ぬこともあるという真夏に不吉な物を感じたりしなくもないのですが、二人(真澄も)が真夏の心臓に怯えず生きていける道を探せるとよいなと思います。

泉水子が泉水子として生きられ、姫神が災厄を齎さない未来への道を探す覚悟を決めた深行も、泉水子自身に必要だといわれなければ…
和宮も言っていましたが泉水子が迷いなく本当に心から求めなければダメなんですね。
深行が言っているだけでは、自分から踏み込んで良いか遠慮がある様にも聞こえますが、和宮が言うとそういうものだと思えます。

深行の未来を自分が奪ってしまう事を、自分が深行を求め深行に応じさせてしまう事を恐れていた泉水子も覚悟を決めました。
泉水子には深行が救命ブイの様に見えたのですし、深行が泉水子を真澄から取り戻しこの世界に繋ぎとめているのですから。
これまでとは違って勝手に決められたのではなく互いに望んでパートナーとなりました。

二人とも成長してるなあ。
深行はますますカッコ良くなっていくし…

高柳を解放するために舞った泉水子。(深行が飼う展開も良いなあと思ったけれど泉水子のためには元に戻す方が良いでしょうね)
その姿は生徒達にも見えた様です。
恐ろしげな姿ではあっても何もせず八王子城に帰っていく幽霊達に引き続いて見えてきた泉水子の舞に皆魅せられた様ですね。

と、ここで紫子さんヘリで登場!
泉水子達が引き起こしたあれこれの後始末だけでなく仕事を兼ねて…
紫子さん、何を押収したのか(陰陽師達が使った薬品か?)気になります。

その後は…泉水子も深行も高柳もバタンキュー。お疲れさまでした。

正直な所、今回高柳が少し好きになったかもしれません。
ホント敵でなかったら姑息な手を使わなかったらある意味超前向きな所が良いなあと思いました。(でも泉水子のスカウトはやめた方が良いと思うけど…)

そして…今回の結果、世界遺産候補は多分泉水子になったのでしょうね。
学祭中は全く穂高先輩の姿は見えなかったけれど…

この結果に真響と真夏は(もしかしたら高柳も)納得してそうですが、高柳のバックや戸隠忍者たちはどう考えるのか気になる。
その辺りも含めて紫子さんが来た様にも思うけれど、何処も将来がかかっている事だから…
全てを解決する事が泉水子と深行の進む道なんだろうか?
山伏だけの利益独占になるのではなく…




まだまだ思った事はあったけれど取り合えずこの辺で…
気付いた事、まとめてみたい事がありましたら追記するかもしれません。
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[2011/12/15 11:46] | | トラックバック(0) | コメント(0) |
県庁おもてなし課  (有川浩) 「今日どんな本をよみましたか?(197472)」
県庁おもてなし課  有川浩 著 ウチダヒロコ イラスト 片岡忠彦 ブックデザイン (平成23年3月31日初版発行 角川書店)

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(学芸通信社の配信により、高知新聞(2009年9月1日~2010年5月4日)、山梨日日新聞、岩手日報、南日本新聞、北海民友新聞、福島民友新聞、上越タイムスに順次掲載されたものを改稿したものです。また、巻末特別企画「物語が地方を元気にする!?~「おもてなし課」と観光を"発見"~」は、文芸誌「野生時代 2011年1月号」に掲載されたものです。)



高知県庁観光部「おもてなし課」
その名の通りおもてなしの心を持って県外からの観光客を誘致し、高知県を観光立県にすべく設立されたおもてなし課は、課長もまだ40代と県庁の中でも若い職員で構成されている。

そのおもてなし課が手始めに行ったのは観光特使制度。
県出身の著名人に観光特使になってもらい、県外の人に会った時に観光施設の無料クーポンにもなっている名刺を渡してもらうという既に他県でも行われている制度である。

依頼した著名人達は皆快く引き受けてくれた。
だが、その中の一人、人気作家の吉門喬介は実効性に欠けるのではないかと指摘する。
県内にいれば県外の人に会う機会が少なく、県外にいて名刺を渡せたとしても渡された者が必ず行くとは限らない。
絨毯爆撃的に駅等に名刺を置く事を提案し、出版社に箱ごと名刺を渡し配布すると名刺を多く要求する吉門。
吉門への依頼を担当した掛水史貴は入庁3年目の25歳でおもてなし課の中でも一番若い職員。
吉門の指摘に返す言葉もない掛水は真摯に受け止める。

しかし世間との時間感覚のズレを始めとし何かとお役所ルールに縛られたおもてなし課の対応に吉門ばかりでなく吉門の予言通り他の特使からも苦情が入るようになり、掛水は吉門に助言を仰ぐ。
吉門はお役所ルールに縛られない役所の職員以外の若い女性を雇い、パンダ誘致論について調べろと助言する。
そしてパンダ誘致論を展開した人物をアドバイザーとして招けと…

パンダ誘致論については課長の下元でも知らず、知っている年長の職員は歯切れが悪く詳細を語らない。
当時の書類を探しに行った先で掛水はバイトの明神多紀を紹介される。
多紀は掛水の依頼を請け負い、数日とかからず書類を捜し出しまとめ報告書にしてくれた。
彼女こそ吉門に言われた人物だと感じた掛水は下元に多紀をアシスタントとして雇ってもらう。
そして、パンダ誘致論を唱えていた当時の観光部職員 清遠和政をアドバイザーとして迎えるため、多紀と共に清遠が経営する民宿きよとおへ直接乗り込むが…
掛水が県庁の人間だと知った瞬間、清遠の娘・佐和は掛水にバケツ水をかけ…

佐和は何故水をかけたのか?
そもそも何故吉門は清遠を紹介したのか?
掛水と多紀は清遠をアドバーサーとして獲得できるのか?
清遠の持つ構想は?

掛水と多紀は彼等から学ぶ。
県民が気づいていない高知の魅力を、県庁の中と外のズレを、県だからこそ出来る事を…

そして…おもてなし課は踊る。ルールに縛られながらもジタバタ足掻きながら観光立県を目指し…







図書館で半年前に予約してようやく借りることができました。やっぱり有川さんの本は人気ですね。

吉門や清遠に(多紀や佐和にも)鍛えられ成長する掛水が良いですが、清遠のカッコよさは確かに掛水にはまだまだ到達できない域です。
過去に拘らず県庁に現れた姿はカッコよく、初回で職員を把握?し県庁の懐具合を考えた実現可能な提案は有能さを感じさせますし、忙しい時間を割き掛水と多紀を観光地に引っ張り回す様子はパワフルでホントカッコイイ。
そして…掛水達を育て後を任せ去っていく姿なんてもうカッコよすぎ!
清遠にこそ日本の柱になって欲しいと思っちゃう程。
そして掛水には県庁を辞める事無く上手く渡りあえる度量を身につけ欲しいですね。

頼れる多紀には多紀の事情や思いがあったり…吉門と佐和の事情も…

そして県庁の対応の遅さをお役所感覚だと言いっぱなしでなく、お役所だからこその事情を解説し思いやる場面も…

「フリーター、家を買う。」を読んだ時(感想はこちら)は面白かったけど小説版就活マニュアルな印象を受けたのですが、こちらは研修を思わせる場面やお役所ならではの事情を見せる場面はあってもフリーターの時ほどマニュアルな感じはない。

掛水の(そしておもてなし課の)成長物語であり、二組のカップルの恋愛ドラマであり、何より他にはない高知の魅力たっぷりな観光スポット(日曜市行ってみたい!)が登場する旅情ドラマであり、フリーターよりもよりドラマ向けな印象を受けました。
佐和が水掛けたり頬を張ったりする場面も絵になるだろうしね。

吉門の個人的事情は別として吉門のモデルは有川さん自身なのだろうか?(そして吉門が書いた新聞小説がこの作品なのだろうか?)

面白くって一気読み!
返却する前までに再読!!
方言をどう発音するのかだけが気になりました。


ちなみに高知の名物は旦那が一時期高知に毎年出張に行ってましたのでその時にフルーツトマトもアイスクリンもイモけんぴも柚子製品他も買ってきてましたね。
トマトですと熊本や北海道、家の辺りでは岐阜も有名なんですけど、初めてフルーツトマトを食べたのは高知のだったのであの濃厚な旨味は印象深かったです。(値段の高さも!)


【送料無料】フリーター、家を買う。

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遠いので中々足が伸びませんが一度は行ってみたい!
旦那から色々美味しかった話だけは聞かされているので…
[2011/10/06 12:04] | | トラックバック(0) | コメント(0) |
デュラララ!!x10 (成田良悟) 「今日どんな本をよみましたか?(197472)」
デュラララ!!x10 成田良悟 著 ヤスダスズヒト イラスト (2011年8月10日初版発行 電撃文庫 アスキー・メディアワークス)


【送料無料】デュラララ!!×10

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「最近のダラーズ、おかしいとは思いませんか?半年前、黄巾賊に起こっていた事が、今度はダラーズに起こっているかもしれない……」
東京・池袋。この町からダラーズに関わる者たちが徐々に消えていく。それは、かつての親友同士がお互いを想いながらも自らの信じる道を突き進み、加速した混乱のせいなのか。もしくは、街の中に渦巻いている、粟楠会、闇ブローカー、情報屋など大人たちの謀略のせいなのか。それとも、ダラーズの顔役として頼られる男気溢れる青年が陥った意識不明の重態のせいなのか―。
様々な思惑を抱えた事件が始まる中、首無しライダーが取る道とは―!?
さぁ、みんな一緒に、デュラララ!!x10    (カバーそでより)



ようやく借りて読むことが出来ました。既に返してしまったので簡単に…


理想のダラーズに執着する帝人を助けるために正臣は黄巾賊の初期メンバーを集めダラーズを潰す覚悟を決める。
門田達には事情を話し筋違いな事ではあっても筋を通す正臣。
しかし、門田が何者かに轢き逃げされ意識不明の重態に…

門田の世話になり、門田を慕うたくさんの者達が来良総合病院に駆けつける。
しかし、世話になった筈の帝人や正臣、そして何時も一緒に行動している遊馬崎やバンの運転手達までもが姿を見せない…
訝る杏里に門田はストッパーなのだと言う狩沢。
いつもなら門田が諌め止めてくれるが、その門田が倒れ動けない今、犯人を見つけたら殺しかねないと…
その言葉通り犯人を捜し街をうろつく遊馬崎達は…

ダラーズの武力的抑止力であった静雄のダラーズ脱退、精神的抑止力である門田の入院の穴を埋めるためにセルティを新しいシンボルにと担ぎ出す青葉。ダラーズの再構築の好機ととらえる帝人。

ダラーズを潰すため動きだす正臣、正臣がいると知りながら黄巾賊を潰せと命じる帝人…

不穏な空気が漂う街からは波江や誠二らの姿が消え…

未だ襲撃された怪我のため動けない新羅、偽の被害届の事情聴取のため警察に拘束されたままの静雄、情報屋も…

ダラーズを喰い物にしようと蠢く者達が帝人に近づく一方、とある人物の登場にセルティの混乱は最頂点に!?…で、次巻。










頼りになる(一部迷惑な)年長さんが退場し、歪んでいてもある意味真直ぐな子ども達を狙って危険な大人達が参戦な感じでした。帝人編を纏めに掛っていると言うのも納得です。

臨也が言っていた通り子どもの喧嘩に大人がしゃしゃり出てくるのはどうかと思うけど子どもの喧嘩と言い切れない域の様にも…(それにしても臨也は自分がチョッカイ出している事は棚上げなのね)

帝人の危なさは池袋に来る前からあった様ですね。
ロッチーに心を折られたのが最後の一押しだったとしても、杏里と正臣と三人意地を張らずに一緒でいたならここまで酷くなる事もなかったとは思いますが…(三人のあれこれを知っている側としてはもどかしくて仕方がないのですが…)
青葉が半分は純粋に帝人を尊敬しているのは意外でしたが、帝人の思考は確かに危険。

赤鬼さんはイザと言う時に味方になってくれそうな気もしますが青鬼さんは怖そうです。
泉井も青葉の掌で転がされている不良兄貴からかなり厄介な奴になって帰って来ましたし、前回の負け犬も…

代わりにこれまでは敵?と思われたあの人が思わぬところで良い人だったり…

チーム澱切?には驚きましたが、人身売買、首、罪禍などに繋がる鯨木こそがラスボス?

と言う事は、帝人対正臣と杏里対鯨木が同時進行か?
それとも帝人・正臣・杏里対鯨木?

夫々の思惑で新羅のマンションに集結した人達の動向が気になります。
門田が意識を取り戻すか?臨也はあの後どうなったのか?無事なのか?もね。

今回は巻き込まれた感が強いセルティと新羅にはお気の毒さまとしか言いようがないですが、どの道セルティの問題でもあると思うしね。

[2011/09/27 16:22] | | トラックバック(0) | コメント(0) |
経営学のレビュー 「みんなのレビュー(15589)」

■商品名:経営学
■レビュアー:yamahusa ※投稿時

■レビュー内容

プレジデント2011 9.12号に掲載… 続きを読む
[2011/09/05 16:50] | | トラックバック(0) | コメント(0) |
RDG4 レッドデータガール 世界遺産の少女  (荻原規子) 「今日どんな本をよみましたか?(197472)」
RDG4 レッドデータガール 世界遺産の少女  荻原規子 著 酒井駒子 装画 坂川栄治+永井亜矢子(坂川事務所)装丁
(2011年5月30日 初版発行 カドカワ 銀のさじシリーズ 角川書店)




夏休みの終わり学園に戻った泉水子は、正門でふと違和感を覚えるが、
生徒会執行部として学園祭の準備に追われ、すぐに忘れてしまう。
今年のテーマは〈戦国学園祭〉。
衣装の着付け講習会で急遽、モデルを務めることになった泉水子に対し、
姫神の出現を恐れる深行。果たして会終了後、
制服に着替えた泉水子はやはり本人ではなく……。
大人気シリーズ!物語はいよいよ佳境(クライマックス)へ。
姫神の口から語られる驚くべき事実とは……!
(カバーそでより)






戸隠での合宿を終えた泉水子と深行は短い夏休みを泉水子の故郷・玉倉山で過ごす。

主治医・瑞穂の勧めにより自分について書き綴る泉水子。野々村について古道を歩く深行。
寮生活に慣れた所為か、あれほど憧れた玉倉山でののんびりした生活を退屈に感じる泉水子。

戸隠山の深層で急に力を発揮した深行。
泉水子を庇った黒い翼は深行の背から生えている様に見えたが…

雪政が先に玉倉山を下り、ようやく話しだす深行。

深行は和宮が寮にいる自分の元にカラスの姿で現れ協力を申し出たと明かす。
まだ泉水子の前に姿を現わす事は出来ないとも。
戸隠では和宮が深行に憑いており、和宮とアドリブで力を合わせたのだと…

和宮は消えたと考えていた泉水子は驚くが、あの黒い翼は和宮だったと納得する。

深行は玉倉山に戻れば和宮が力を取り戻すと考えていたが、玉倉山で泉水子が舞っても姿を現さない和宮。
深行の前に現れてもカラスの姿のまま。深行の前には姿をあらわすのに自分とは話す事も出来ずショックを受ける泉水子。

神霊は一度取った姿を長く変える事はない。都合のよい様に変える事もない。
和宮は玉倉山の神霊だが、姫神はどこの神霊かは誰にも分からない。
その力はどこの修験の奥義にもあり霊場の根本には姫神と同じものを秘めている。

泉水子の一族は姫神を出現させる血筋。女の子だけに姫神を憑依させる体質が受け継がれている。
姫神の力は強く、心身を壊し自立できない人が多く、祖母も母・紫子を生んで間もなく亡くなっている。
紫子程思う通りに扱える女性はなかなか現れなかった。
姫神の扱いは器が大切。教わって覚えられるものではなく、無意識の自分が暴走すると神霊も暴走してしまう。
自分で自分を鍛え最適な方法を掴むしかない。紫子のまねではなく…

しかし…姫神である事を受け入れられない泉水子。泉水子のパートナーとして覚悟が決まらない深行。
中途半端な二人。

夏休みも終わりが近づき学園に戻る二人。
到着し、一瞬違和感を覚える泉水子だが深行に上手く説明できない。

学園祭準備に追われる生徒会執行部。
テーマは戦国。
全体イベントは学園傍にある八王子城の落城をテーマ盛り込む案が学園理事長に気に入られ採用。
城主・北条氏輝が家臣の大半を連れ小田原城に詰めた後、重臣と農民兵が守る城を秀吉の意向で圧倒的多数に攻められ一日で落城した八王子城。
女、子どもや農民まで殺され、三日三晩、滝が血で赤く染まったと言われる心霊スポットでもある。

学園に戻ってきた時と同じ違和感を覚えた泉水子は八王子城の落城について生徒会長に尋ね資料本を借りうけるが、本に興味を持つのなら現地調査に行こうと星野。
涼しくなってから肝試し大会を兼ねて…
星野達に思惑に気付かぬまま泉水子は調査に同行する事に…
泉水子が行くなら…深行に示唆され真響と真夏も…

八王子城跡に向かう一行。
1年女子の参加に監督せざるをえない生徒会長。
山を登り中の丸跡に到着するも何かが掠っている感じはあるが…
本丸跡にまでは上らず血染めの滝のある館跡へ向かう一行だが…思わぬ顛末を遂げる。

新学期が始まりクラスでも学祭の作戦会議が…
会議途中、班分けのため立ち上がった泉水子は気を失い…保健室のベッドの上。
傍には雪政が…
養護教諭が席を外している間に雪政は父・大成から預かってきたと泉水子専用のノートパソコンを見せる。
訝る泉水子に父や雪政達を信用すべきだと雪政。
そして泉水子に姫神である事を受け入れるべきだと。

遁走する本性を承知の上で時の権力者から姫神を守り通してきた山伏達。
山伏達にとってはどれほど大切な姫君になることか…懇願するかのような雪政。
雪政は泉水子が姫神と同じものだというが…違うものだと拘る泉水子。
何故自分が拘るのか?気づいてしまった泉水子は深行を役割から外す事が出来るのか尋ねる。
深行は既に姫神から選ばれている…外す事は出来ないと答える雪政。
では、何時姫神が深行を選んだのか?
答えず微笑む雪政は深行を役割から外すならそれは泉水子の中にしかないと…

生徒会執行部も慌ただしいある日、実行委員長の早川が着付け講習会の参加を求め生徒会に現れる。
生徒会メンバーが学祭当日は黒子姿で過ごす事から、せめて講習会の高等部のお姫様役だけでも生徒会長か真響にでもと…

泉水子に学祭中はお下げをどうするのか尋ねる深行。
被りものの中で纏めると言う泉水子だが…
髪を解いても必ずしも姫神になりかわるものではない。封印ではなく暗示だったかもしれないと…
自分を守るものが無いままお下げを解きかねない泉水子に深行は護身術として九字を教える。
しかしそれは山伏には馴染み深く祖父や佐和が日常にしていた動作であったにも関わらず泉水子には教えられてこなかったものであった。

着付け講習会当日、中学部のお姫様役が来られなくなり、急遽引き受けざるを得なくなった泉水子。
不安な心に暗示をかける様九字を唱え、長い髪を下ろし、化粧を施し、衣装を身に着け…

無事大役を果たし髪を編み制服を身につけた泉水子は待っていた深行の元へ向かうが…

姫神が語った2つの未来、姫神の力、和宮。

間もなく迎える戦国学園祭。

一方の高柳は結界を張り着々と場を整え…


真響達と高柳の勝負の行方は?
その時、泉水子と深行は?
和宮は姿を現すのか?
そして姫神は?






図書館で借りる事が出来ました!
ネタばれせずには感想が書けそうにありません。ご容赦ください。




今回は姫神がなりかわっている間に色々語りました。
深行モテモテ?やら、泉水子と穂高のランチデートやら、深行と真響の泉水子の取り合い等など色々ありましたが姫神登場の場面がやはり一番印象深かったです。

深行もまさかあれでなりかわってしまう事になるとは思わなかったでしょうが、何事にも理由はある様ですね。

姫神はどこか決まった山や土地の神霊ではなく鈴原家の子孫の様です。
人類を滅亡させ自分も死んで、初めて過去を遡れるようになったと言う姫神。
人類が滅亡する未来を避けるために遡り、少しずつ改変してきたと…

しかし、2度目の未来でも手を下したのは姫神自身ではなかったようですが(誰なんだ?)人類は滅亡。
2度目の未来では世界遺産となっていた姫神。しかし危険視され抹殺。
貴重過ぎて標本にされ…というのが何とも酷いです。

現在は3度目。
長い長い時を渡り、自分が改変したのかどうかの記憶も曖昧になりながら泉水子の時代まで…

これ以上記憶が曖昧になれば目的も忘れてしまう、4度目は無いという姫神。
紫子や山伏達も泉水子が最後の姫神だろうと言っていましたし…

姫神が時を辿り直す前の、一度目の死の前は泉水子だったのか?
何千年の時を渡り2度の死と滅亡を経験し神とも怨霊とも呼べる姫神と、同世代に比べても経験が乏しい泉水子とでは全く異なる者ではありますが、似ている所も…
それを承知であっても思わず、同一人物?と聞いてしまう深行の直感は案外正しいのかもしれないと思ったり…
ならば2度の未来は泉水子に起こったかもしれない未来なのだから人類と泉水子を救うためにも深行は頑張らないとね。
まあ現在現れた姫神が泉水子の心や考えを反映している可能性もありますし、その反対に泉水子が影響されている可能性も。

深行にとって姫神は我儘で扱い辛く魅惑的で危険な女。色々な意味で恐怖の対象。
なりかわられた間に好き勝手される泉水子にとっては迷惑で深行を誑かす!?悪い女。
姫神には「鈴原で間にあってますって…」と言っていたけど…

和宮に憑かれている深行。
泉水子が黒い翼に納得した時点でてっきり深行も了解済みなのかと思っていたのですが自分の事は認めたくなかったようです。(泉水子と一緒ですね)
和宮センサーには笑ってしまったけど和宮が同調出来る要素があるからこそ憑かれているんでしょうし、和宮に助けられるのは不本意かもしれないけれど便利に使って泉水子を守ったら良いと思う。
和宮は玉倉山の神霊の様ですが、姫神を守るため長い時を一緒に付き従ってきた様です。
姫神が忘れても和宮は忘れないとは一体?
それにしても人型をとって現れた時よりもカラスで現れる和宮の方が可愛く感じられる。
姫神とのやりとりも微笑ましかった。

姫神は穂高を目を持つ者、雪政を捕える者と言っておりましたが、まだ雪政のものになるわけには…と言うのも実は気になったり…

姫神の右手と左手の意味もね。




2つの未来の結末から、高柳を阻んで真響を世界遺産候補にし、泉水子を姫神にさせない事を選んだ様ですが…

最後の最後で高柳陣営の都合の良い様に事が運んでいる様にも見えましたが…そう見えるだけか?
穂高や会長に何か思惑が?

泉水子が何故高柳達につかないかの答えに対する高柳の反応も気になりました。
高柳も案外自分の気持ちを抑えて看板背負っているのかもしれませんね。



今回登場人物たちのしぐさも印象に残りました。
場面が目に浮かぶ。直ぐにも映像化が可能ではないかと思うほど。




次巻がとっても楽しみ!待ち遠しいです。
もちろん一気読み!そして今回はいつにも増し何度も繰り返して読んでしまいました。
むしろ、本屋さんで既刊全巻買ってしまうかも!?

又何か思いついたら追記するかもしれません。
[2011/06/23 09:36] | | トラックバック(0) | コメント(2) |
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第二からまつそうのやまふさと申します。
こちらはからまつそう(ココログ)
のミラーサイトです。

元はからまつそう(楽天ブログ)
で読書・マンガ・アニメ感想を中心に書いておりました。
諸事情のためからまつそう(ココログ)に移動しましたが他所様とのTBのやり取りが困難なためこちらにミラーサイトを設けました。
ココログかこちらかどちらか一本にするかどうか迷いどちらも残している状態です。
またからまつそう(楽天ブログ)も読んでくださる方がいらっしゃるため縮小版+その他記事で継続中です。


過去記事はからまつそう(楽天ブログ)
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どうぞよろしくお願いします。

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